フォーティネット、統合型SASEに生成AIアシスタントとソブリンオプション

AI要約

米Fortinetは、SASEソリューションに新機能を追加したことを発表しました。

Sovereign SASEは、データプライバシーやコンプライアンスの確保を強化するオプションです。

生成AIアシスタントのFortiAIがSD-WANで利用可能になり、業務をサポートします。

フォーティネット、統合型SASEに生成AIアシスタントとソブリンオプション

米Fortinetは、同社の統合型SASEソリューションに「Sovereign SASE」と「生成AI」の機能を追加したことを発表した。

 米Fortinet(フォーティネット)は、2024年8月27日(米国時間)、同社の統合型SASEソリューションに「Sovereign SASE」と「生成AI」の機能を追加したことを発表した。

 

 Sovereign SASEは、セキュリティインスペクション(検査)やログを制御できるオプションとなり、堅固なデータプライバシーとコンプライアンスの確保を推進する。データのルーティング先やインスペクションの実施場所としてフォーティネットのデータセンターだけでなく、パートナーやユーザーのデータセンターを指定することが可能だ。

 

 また同社の生成AIアシスタントである「FortiAI」が、SD-WANで利用可能になった。SD-WANインフラ全体の管理とオーケストレーションに対応する。FortiAIの統合により、視覚化や設定、コンサルティング、トラブルシューティングなどの業務を生成AIアシスタントがサポートする。

 

 フォーティネットのSASEは、単一のコンソールに同社のセキュアSD-WANソリューションとセキュリティサービスエッジ(SSE)を統合し、シームレスな管理や可視性、セキュリティを提供するユニファイドSASEソリューションである。

 

文● ASCII