神山まるごと高専、「Girls Meet STEM」プログラムに参画

AI要約

公益財団法人山田進太郎D&I財団は、中高生女子向けのSTEM領域の体験プログラム「Girls Meet STEM」に、神山まるごと高専が参画することを発表した。

この取り組みは、中学生女子が高専ならではの実践的なSTEM教育を体験し、進学やキャリア選択の幅を広げることを目的としている。

神山まるごと高専オープンキャンパス for Girlsでは、女子在校生との交流やプログラミング体験授業などが行われ、50組の参加者が予定されている。

神山まるごと高専、「Girls Meet STEM」プログラムに参画

公益財団法人山田進太郎D&I財団は8月29日、中高生女子向けのSTEM領域の体験プログラム「Girls Meet STEM」に、私立高等専門学校の神山まるごと高専(徳島県名西郡)が参画することを発表した。これに伴い、9月29日(日)に「神山まるごと高専オープンキャンパス for Girls」が開催される。

この取り組みは、中学生女子が高専ならではの実践的なSTEM教育を体験し、将来の進学やキャリア選択の幅を広げることを目的としている。文部科学省などの調査によると、高専への進学者は中学卒業生の約2%に過ぎず、そのうち高専本科在学者の女子学生はわずか約23%となっている。このような状況を踏まえ、中学生女子に高専を知ってもらう機会が重要だとして同企画が実現した。

今回のオープンキャンパスでは、「デザインとテクノロジー、未来の必須スキルを15歳から学ぶとは?!」をテーマに、神山まるごと高専の女子在校生との交流や、プログラミング体験授業、キャンパスツアーなどが行われる予定である。イベントは対面で実施され、50組の参加者が予定されている。

公益財団法人山田進太郎D&I財団は、STEMのジェンダーギャップに注目し、中高生女子のSTEM分野への進学やキャリア選択を支援するための奨学助成金事業を展開している。今後も、企業や大学、研究機関と連携し、女子中高生の進路選択の機会をさらに広げていく予定である。