100万円相当の超ハイエンドPCパーツは誰の手に!?「MSI カスタムPC王者決定戦2024」レポート

AI要約

MSI主催のカスタムPCイベント「MSI カスタムPC王者決定戦2024」が、24日(土)に開催。

インテルやアスク、CORSAIR、ADATA、Cooler Masterの各社協賛で開催された同イベントでは、インフルエンサー6名によるカスタムPC早組み大会と、一般参加者6名による組み立て大会が実施。一般参加大会では優勝者へ100万円相当のPCパーツが贈呈された。

会場となったLIFORK AKIHABARA IIには参加者や観覧者も多く集い、盛り上がりを見せた。本稿ではそんなイベントの模様をお伝えしよう。

■ インフルエンサー最速組み立ては30分!

⚫️まさかの同点フィニッシュで盛り上がった一般参加大会⚫️、 ⚫️インテルの最新BIOSはアップデート推奨!メーカートークセッション⚫️

100万円相当の超ハイエンドPCパーツは誰の手に!?「MSI カスタムPC王者決定戦2024」レポート

 MSI主催のカスタムPCイベント「MSI カスタムPC王者決定戦2024」が、24日(土)に開催。

 インテルやアスク、CORSAIR、ADATA、Cooler Masterの各社協賛で開催された同イベントでは、インフルエンサー6名によるカスタムPC早組み大会と、事前応募から選ばれた一般参加者6名による組み立て大会が実施。一般参加大会では優勝者へ100万円相当のPCパーツが贈呈された。

 会場となったLIFORK AKIHABARA IIには参加者や観覧者も多く集い、盛り上がりを見せた。本稿ではそんなイベントの模様をお伝えしよう。

■ インフルエンサー最速組み立ては30分!

 イベント最初の開催となった、清水貴裕氏、モリケンこと森田健介氏、At.Holyネズミ氏、Kapi Lab.氏、シュラウド氏(@シュラララ!!)、すけこむ氏のインフルエンサー6名による大会では、シンプルに「カスタムPCを組み上げる速さを競う」という早組みルールで開催。組み立てパーツは、クジ引きで組み合わせが選定された。

 “PC組み立てはお手の物”なインフルエンサーも、協賛メーカー各社のパーツを組み合わせる形となったことや、会場のプレッシャーなどもあり苦戦する形に。

 最終的に45分という制限時間内で完成させたのはAt.Holyネズミ氏、モリケン氏、Kapi Lab.氏の3名。中でもAt.Holyネズミ氏が30分57秒という好タイムを記録し、見事優勝トロフィーを勝ち取った。

■ まさかの同点フィニッシュで盛り上がった一般参加大会

 一般参加大会は、インフルエンサー大会と異なり、組立時間だけでなく、配線の美しさに加えて、コメントによる個性アピールも評価対象となる特別ルールで開催。

 審査員には、インフルエンサー大会に出場した清水氏、モリケン氏に加えて、Cooler MasterのWilly Kuo氏、ADATAの濱崎善光氏、インテルの安生健一朗氏が参加した。

 一般参加大会でも、インフルエンサー大会と同様に初めて触るパーツとプレッシャーなどで苦戦する展開に。45分の制限時間内に完成したのは2名という結果となった。

 採点の結果は、マリアさん作「スノードラゴン」とナヨシさん作「MSI & Cooler Master Love」が同率一位という展開に。

 延長戦となった再アピールコメントを経て、カスタムPC歴3年で見事な完成度のマシンを組み上げたナヨシさんが優勝となった。

■ インテルの最新BIOSはアップデート推奨!メーカートークセッション

 イベントでは、協賛のADATAとCooler Master、主催のMSIによるメーカートークセッションも開催。

 ADATAセッションでは濱崎氏が登壇。メモリモジュールとSSDを中心に製造する同社は、メモリモジュールメーカー、SSDモジュールメーカーとして世界第2位の実績を持っていると説明。

 また、ゲーミングブランドのXPGを立ち上げて以降、PCケースや電源なども積極的に開発しており、カスタムPC向け製品についてもアピールした。

 Cooler Masterセッションではモリケン氏が説明を担当。カスタムPC向け製品としてタワー型のMini-ITXケース「N100 MAX」とスニーカー型ケース「Sneaker X」を紹介した。

 いずれの製品も専用設計の簡易水冷CPUクーラーが組み込まれており、「普通のケースでは満足できない人に」と個性の強さがアピールされた。

 MSIセッションでは清水氏が登壇。

 インテル第13世代/14世代CPU向けの0x129マイクロコードを含むBIOSについて、MSIの600/700シリーズマザーボードでも提供がスタートしていると説明。

 「すでに動作が安定している環境なら、最新BIOS(UEFI)にアップデートしない」という一般的なユーザーも少なくないが、清水氏の検証でも今回の修正マイクロコードで動作エラーが改善したCPUがあるという。該当CPUのユーザーは積極的にアップデートすべき内容になっているとのことだ。