トランプ氏、100万ドル分以上のイーサリアムを保有──NFTライセンス料は700万ドル以上

AI要約

ドナルド・トランプ氏は100万ドルから500万ドル分のイーサリアムを保有し、NFTのライセンス料からも多額の収入を得ている。

トランプ氏はイーサリアムの保有量とは別に、NFT INTとのライセンス契約を通じて715万ドルを稼ぎ、メラニア・トランプ氏もNFTの販売から収入を得ていた。

トランプ氏は暗号資産を支持しているが、最近の記者会見では触れず、トランプ・オーガニゼーションは暗号資産に関する取り組みを発表するとしている。

トランプ氏、100万ドル分以上のイーサリアムを保有──NFTライセンス料は700万ドル以上

ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は100万ドル(約1億5000万円、1ドル=150円換算)から500万ドル(約7億5000万円)分のイーサリアム(ETH)を保有しており、開示された情報によると、NFT(非代替性トークン)のライセンス料からも多額の収入を得ている。

提出書類には具体的でないイーサリアムの金額が記載されているが、アーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)はトランプ氏のウォレットの保有額を360万ドル(約5億4000万円)としている。

イーサリアムの保有量とは別に、トランプ氏はNFT INTという会社とのライセンス契約を通じて715万ドル(約10億7250万円)を稼ぎ、メラニア・トランプ(Melania Trump)氏もNFTの販売から33万609ドル(約4960万円)の収入を得ていた。

OpenSeaのデータによると、トランプ・デジタルトレーディングカードはデビュー以来、1万5808ETH以上の取引量を記録している。7月、トランプ氏は別のNFTコレクションをリリースする予定だと述べた。

トランプ氏は以前から暗号資産(仮想通貨)を支持していたにもかかわらず、イーロン・マスク(Elon Musk)氏とのXスペースでの対話では暗号資産に触れず、選挙運動に関する他のさまざまなトピックを扱った最近の記者会見でも言及しなかった。

CoinDeskが報じたところによると、ドナルド・トランプ前大統領の事業持株会社であるトランプ・オーガニゼーションは、暗号資産に関する取り組みを発表するとしている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:Shutterstock|原文:Donald Trump Holds Over $1M in Ether, Also Receives NFT Licensing Fees