qdc、6BA+2ESTのハイブリッドユニバーサルIEM「WHITE TIGER II」。グローバル展開用にリバイバル

AI要約

qdcの新商品「WHITE TIGER II」の特徴やスペック、価格について紹介。

WHITE TIGER IIのサウンドチャンネルやドライバー、チューニングに関する情報。

付属品やパッケージについての詳細、使用可能な周波数範囲、インピーダンスなどの仕様。

qdc、6BA+2ESTのハイブリッドユニバーサルIEM「WHITE TIGER II」。グローバル展開用にリバイバル

アユートは、同社取り扱いブランドqdcからユニバーサルIEM「WHITE TIGER II」を、8月24日(土)より発売する。価格は税込198,000円。

昨年7月に発売された、日本限定販売・300台限定生産の「WHITE TIGER」をグローバルモデルとしてリバイバルしたユニバーサルIEM。WHITE TIGER発売時に、通常モデルとして販売してほしいという各国からの要望を受けて製作に至ったとのことで、本機ではフェイスプレートのロゴカラーがゴールドに変更されている。

そのほかのスペックはWHITE TIGERを踏襲。4wayサウンドチャンネルと4wayクロスオーバーを採用し、BAドライバーを低域、中域、高域にそれぞれ2基ずつの合計6基と、静電ドライバーを2基搭載したハイブリッド構成としている。「Silence and Roar」をスローガンとして掲げ、静寂から圧倒的なハイレスポンスで迫るサウンドを実現しているという。

同社のユニバーサルIEM「TIGER」にモニターIEM「Studioシリーズ」のエッセンスを加えて調整したチューニングを施している。加えてメタルノズルも採用することで、TIGERとは異なった音の強弱と音の定位に焦点を当てたトーンに仕上がったと説明している。

筐体は、耳への負担を軽くするため樹脂製を採用。また、数多くの耳型データを保有し研究を行っているqdcならではの形状設計と付属のソフトフィットイヤーピースによって、ユニバーサルIEMながらカスタムIEMに匹敵するフィット感を実現しているという。

付属のケーブルには、アンバランス接続とバランス接続を簡単に切り替えることができる3in1プラグを採用。導体には純銀と純銅を使用し、外被には特別なグレーカラーシースを使用することで、本体との一体感と取り回しの良さを高めているとのこと。コネクターには、カスタムIEM 2pin 0.78mmを装備する。

周波数応答範囲は10Hz - 70kHz、インピーダンスは15Ω。付属品としてシリコンイヤーピースを通常タイプとダブルフランジタイプの2種を各3ペア(S/M/L)、航空機内で使用するためのフライトアダプター、3.5mm to 6.3mm変換プラグ、布製キャリングケース、クリーニングツールなどを同梱する。パッケージには竹製ハンドメイドパッケージを採用し、WHITE TIGERオリジナルロゴを刻印する。