CTC、ランサムウェア攻撃による情報漏えいの可能性を発表
AI要約
伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は8月13日、業務委託先が受けたランサムウェア攻撃により、企業情報や個人情報が漏えいした可能性があると発表した。
CTCの委託先がランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、ファイル共有サービスへの不正アクセスが発覚。顧客情報や個人情報が含まれる可能性があるファイルが閲覧された可能性がある。
CTCは関係者に謝罪し、不正アクセスの際に影響を受けたPCのネットワークを隔離。情報流出の有無を調査中であり、既に個別で取引先へ連絡を進めている。
伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は8月13日、同社の業務委託先が受けたランサムウェア攻撃により、同社取引先および顧客の企業情報や個人情報が漏えいした可能性があると発表した。
CTCによると、同社の一部業務の委託先がランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、委託業務で利用しているファイル共有サービスへの不正アクセスが判明した。このサービス上で閲覧や持ち出しの可能性があるファイルに、顧客を含む取引先の企業情報や個人情報が含まれていたという。
CTCは、取引先や関係者に謝罪するとともに、攻撃の影響があったPCのネットワークからの隔離や、不正アクセスがファイル共有サービスへのアクセス制限の実施を行ったと説明。現在は侵入経緯や情報流出の有無を引き続き調査しているとした。
また、漏えいの可能性があるファイルに関係する取引先へ既に個別で連絡を進めており、個人情報保護委員会にも報告しているという。
