グーグルの新スマホ「Pixel 9」シリーズ、生成AI「Gemini」の活用でもっと便利に

AI要約

グーグルが発表したAndroidスマートフォンの新製品「Pixel 9」シリーズは、Tensor G4チップセットを搭載しており、最先端AIモデルを効率的に実行することが特徴となっている。

Tensor G4は、マルチモーダルの生成AI「Gemini Nano」を実行する初のチップセットであり、写真からレシピを考案するなどの機能を備えている。

Geminiを活用することで、食材からレシピを提案するなど日常生活を便利にすることが可能であり、Googleのさまざまなサービスと連携させることもできる。

グーグルの新スマホ「Pixel 9」シリーズ、生成AI「Gemini」の活用でもっと便利に

 グーグル(Google)が14日に発表したAndroidスマートフォンの新製品「Pixel 9」シリーズ。全部で4つのモデルが展開され、いずれもグーグル独自のチップセット「Tensor G4」を搭載する。

 Tensor G4の特徴のひとつは、グーグルの最先端AIモデルを効率的に実行するように最適化されていること。マルチモーダルの生成AI「Gemini Nano」を実行する初のチップセットとなる。

 使い方の一例として、Geminiは写真に写った食材からレシピを考案する。手元にあるのはパイナップルとニンジン――レシピを考えるのが難しそうな組み合わせだが、Geminiに画像を送ればあっという間にレシピが表示される。

 また、拡張機能を利用してGoogleのサービスと連携させれば、日々の暮らしがより便利になる。「Gmailに来ている今月の沖縄旅行の航空券の情報をまとめて」といった複雑な要求にも対応できる。