YEデジタルとバッファローが連携、学校内の無線LANを一元管理

AI要約

YEデジタルの学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」とバッファローのWi-Fi 6E対応アクセスポイント「WAPM-AXETR」が連携開始

文部科学省の「NEXT GIGA」において、学校ネットワーク環境強化が求められており、両社の連携でICT活用支援を目指す

WAPM-AXETRはWi-Fi 6E対応のトライバンドアクセスポイントで、24個の6GHz帯チャンネルを利用し、最大768台の端末接続が可能

YEデジタルとバッファローが連携、学校内の無線LANを一元管理

 YEデジタルの学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」が、バッファローのWi-Fi 6E対応アクセスポイント「WAPM-AXETR」との連携を開始した。バッファローが8月7日に発表した。

 文部科学省が推進する「NEXT GIGA」では、学校ネットワーク環境のさらなる強化が求められている。この連携により、両社はネットワークの効率化と安定化を図り、教育現場のICT活用を支援するという。

 WAPM-AXETRは、2.4GHz、5GHzに加え、新たに6GHz帯にも対応するトライバンドWi-Fiアクセスポイント。Wi-Fi 6E(11ax)対応で、6GHz帯では24個の新しいチャンネルが利用可能となり、混雑や干渉の少ない安定通信を実現する。最大768台の端末に同時接続が可能で、「DFS障害回避機能」により、レーダー波検知時に自動で干渉しないチャンネルに切り替わる。

 NetSHAKERの無線アクセスポイント管理機能は、各アクセスポイントの稼働状態をリアルタイムに監視し、トラブル早期発見をサポート。設定情報の一括処理やファームウェアの一括適用で管理作業を効率化する。

 今回の連携により、NetSHAKERからWAPM-AXETRを含む無線LAN機器の一元管理が可能となり、学校における無線LAN環境の構築・運用負荷を大幅に軽減するとしている。