長野県千曲市が導入した「InterSafe LogNavigator」の事例を公開

AI要約

ALSIが長野県千曲市のWebアクセスログ分析ツール導入事例を公開。

InterSafe LogNavigatorの導入により、調査時間が削減される。

ICT活用が進展する期待が高まる。

長野県千曲市が導入した「InterSafe LogNavigator」の事例を公開

アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は、長野県千曲市が活用するWebアクセスログ分析ツール「InterSafe LogNavigator」の導入事例を公開した。

千曲市は2021年、市内全ての公立小中学校の学習用Chromebook端末約4200台にALSIのクラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」を導入した。

児童生徒のWebアクセス状況の調査には、複数のサーバーからログデータを抽出・分析する必要があり、Chromebookの導入当初は1日あたり80万件を超えるログが生成されていたため、報告資料の作成に大きな負担がかかっていた。

千曲市では、InterSafe GatewayConnectionの契約者が無償で利用できるInterSafe LogNavigatorを導入したことにより、Webアクセスログからの特定情報の抽出・分析が容易になり、調査および資料作成に要する時間が約3分の1に削減されたという。

InterSafe LogNavigatorは、ALSIのクラウド型次世代Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」と連携する無償のWebアクセスログ分析ツールで、Webアクセスログの取り込み・集計・レポート作成を自動化する。

ドリルダウンレポートでは、ユーザー別・カテゴリー別・時間帯別など、多様な切り口でアクセスログを可視化し、フィルタリング設定の見直しにも役立つ。また、セキュリティリスクのあるサイトや不適切なサイトへのアクセス、特定キーワードによる書き込み・検索を即座に検知し、管理者へ自動通知する機能を備えている。

管理者によるログ分析業務の負担を大幅に軽減し、児童生徒の安全なインターネット利用環境が整備されることで、教育現場でのICT活用が一層進展することが期待されている。