西武グループ、アンカー・ジャパン社長などが出資し、3億円を資金調達した観葉植物と花のECサイト「アンドプランツ」とは

AI要約

観葉植物と花のECサイト「アンドプランツ」が、ギフティをリード投資家とし、資金調達を実施した。

3億円の調達資金は既存事業のサービス強化に充てられ、オンラインでの植物や花の購入を促進するための取り組みが強化される。

さらに、BtoB事業として花卉産業向け卸マーケットプレイス「ハナイチ」を展開し、花卉産業のDXを推進する。

西武グループ、アンカー・ジャパン社長などが出資し、3億円を資金調達した観葉植物と花のECサイト「アンドプランツ」とは

観葉植物と花のECサイト「アンドプランツ」を運営するDomuz(ドムズ)は、ギフティをリード投資家とし、西武ホールディングスグループ、アンカー・ジャパンの代表取締役などから総額3億円の資金を調達した。これまでの累計資金調達額は4億4000万円。

■ 既存事業「アンドプランツ」などを強化

調達資金は既存事業のサービス強化に充当する。Domuzは現在、BtoC向け観葉植物と花のECサイト「アンドプランツ」を運営。サービス開始から3年で商品展開数、売り上げともに大きく拡大しているという。

「アンドプランツ」はパーソナル植物診断機能、AR機能のリリース、「アンドプランツ」ならではの情報をSNSやYouTubeで発信。Domuzが運営するSNSの総フォロワー数は7月18日時点で17万を超える。

しかし、EC化が進まない花卉(かき)産業領域において、オンラインで植物や花を購入することが当たり前となるよう、調達資金をさらなるサービス改善に充当する。

Domuzは「アンドプランツ」事業のほか、BtoB事業として花卉産業向け卸マーケットプレイス「ハナイチ」を展開。生花や植物などを販売する事業者に向けて、生花、植物、資材などの商材を販売している。「アンドプランツ」の運営で培ったネットワークやノウハウを生かし、大きな規模での植物や花をオンライン販売、花卉産業のDXを推進していくために調達資金をBtoB事業にも投じていく。

3億円の資金調達に出資したのはギフティをはじめ、千葉道場ファンド、New Commerce Ventures、Value Chain Innovation Fund、西武ホールディングスの連結子会社であるブルーインキュベーション、FFGベンチャービジネスパートナーズ、POLA ORBIS CAPITAL、個人投資家の猿渡歩氏(アンカー・ジャパン 代表取締役CEO)。