強めのクセがカッコよすぎる!夏こそ、個性派ユーフォルビア

AI要約

ユーフォルビア沼にハマる人が増加中で、靍岡秀明さんも親子で推し活中

ユーフォルビア属には多様な種類があり、形や性質も異なり楽しみが尽きない

8月号ではオベサやゴルゴニスなどの個性強めのユーフォルビア種を紹介

強めのクセがカッコよすぎる!夏こそ、個性派ユーフォルビア

「カッコいい、かわいい、イカツい、シブい」のすべてが集合! 変幻自在なビジュアルに魅せられて、ユーフォルビア沼にハマる人が急増中です。

著書『12か月栽培ナビNEO 多肉植物 ユーフォルビア』が出版されたばかりの、おなじみ靍岡秀明さんも、現在は親子でユーフォルビアの推し活中。『趣味の園芸』8月号では、靍岡さんにセレクトいただいた個性強めの人気種を多数掲載しています。一部を抜粋して紹介します。

ユーフォルビア属は約2000種。そのうち、多肉植物として栽培、観賞されるのは南アフリカ、マダガスカルを中心に、アフリカから熱帯アジアが原生地の500~1000種です。異なる環境下で育まれ、形も性質も多種多様。「球形」「柱形」「タコもの」「低木・コーデックス(塊茎・塊根)」など、タイプにこだわって集める楽しみも。

オベサ

球形タイプの「これぞ王道!」頂部から山なりになった稜が放射状に走り、美しい縞模様が入る。成長すると円柱状に。

【秀明さんの推しポイント!】個体ごとに稜の入り方や肌色、縞模様など、バリエーションが豊か。オベサだけで沼にハマる!

ゴルゴニス

タコものタイプの小型種。丸みを帯びた枝が伸び、タコの足のように。株元の幹が太くなり、亀甲模様が入る。

【十夢さんの推しポイント】上から中心部を見るのが大好き! ここから次々に枝が現れ、放射状にぐんぐん伸びる。

8月号では、ほかにもおすすめの種類と、夏の管理のポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。風通しや水やりの間隔に注意して、夏を乗り切りましょう!

●教えてくれた人

靍岡秀明(つるおか・ひであき) 多肉植物専門店3代目

園芸家。1972年生まれ。1930年創業のサボテン・多肉植物専門店を経営。趣味は釣り。著書に「NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビNEO 多肉植物」シリーズの『ユーフォルビア』『アガベ』『ハオルチア』(NHK出版)など。

靍岡十夢(つるおか・とむ) 4代目

1997年生まれ。大学卒業後、アパレル業界の会社に勤務。現在は4代目として修業中。

『趣味の園芸』2024年8月号 「強めのクセがカッコよすぎる!夏こそ、個性派ユーフォルビア」より