メルカリと「マネーフォワード ME」が連携。メルペイ残高やメルカードを紐づける際の注意点は?

AI要約

メルカリの決済・金融子会社のメルペイは、個人向け家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と連携開始。

連携には無料会員でも可能だが、5件以上を連携する場合は契約が必要。

連携した情報はマネーフォワード ME上で確認可能で、仮想通貨などは非対応。

メルカリと「マネーフォワード ME」が連携。メルペイ残高やメルカードを紐づける際の注意点は?

メルカリの決済・金融子会社のメルペイは、個人向け家計簿アプリ「マネーフォワード ME」との連携を開始した。

両サービスのユーザーは、マネーフォワード MEアプリで設定後、メルカリ内の売買履歴や残高、メルペイのあと払いやクレジットカードの「メルカード」の利用履歴をマネーフォワード ME上で確認できる。

連携自体は無料で可能。ただし、マネーフォワード MEは無料会員の場合、連携できる金融サービスの数は最大4件まで。

5件以上連携する場合は、スタンダード(月額500円/年額5300円)もしくは資産形成アドバンス(月額980円/年額1万700円)の契約が必要になる。

メルペイとの連携はマネーフォワード ME上では、「メルカード・メルペイのあと払い」と「メルペイ(残高払い)」の2種類が用意されている。

それぞれで連携を実施すると、以下のような情報がマネーフォワード上で表示される。

「メルカード・メルペイのあと払い」連携後に表示される情報

「メルカード」「メルペイのあと払い」の利用履歴

「メルカード」の利用残高

「メルカリポイント」の残高

「メルカリポイント」の有効期限

「メルペイ(残高払い)」連携後に表示される情報

メルペイ残高

メルペイ残高での利用履歴

上記以外のメルカリの金融サービスは、現状マネーフォワード MEでは表示できない。

連携できない機能の例としては、仮想通貨子会社・メルコインによる「ビットコイン/イーサリアム」機能や、メルペイによる個人向けローン「メルペイスマートマネー」が挙げられる。

特に仮想通貨に関しては、マネーフォワード MEは「bitFlyer」や「Coincheck」「LINE BITMAX」などと連携でき、メルコイン自身も8月1日に「ビットコインつみたて」をリリースしたばかり(順次展開中)。

今回のマネーフォワードとの連携で、仮想通貨機能が非対応だった件について、メルカリの広報担当者は「検討の可能性はございますが、初期の段階では非対応となりました」と説明した。