ドナルド・トランプ、1000足限定ビットコインスニーカー販売し完売

AI要約

共和党大統領候補のトランプ氏がビットコインロゴの入った限定スニーカーを販売。

スニーカーは即完売し、高値で取引されている。

トランプ氏はビットコイン支持をアピールし、SEC長官の解任やビットコイン基金の設立を約束。

ドナルド・トランプ、1000足限定ビットコインスニーカー販売し完売

前米大統領で現共和党大統領候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、ビットコイン(BTC)のロゴが入った1,000足限定のオリジナルスニーカーの販売を8月1日に行った。

同スニーカーは、全てにシリアルコードがつけられている。オレンジ基調のハイカットデザインでアメリカの国旗とビットコインのロゴがあしらわれており、1足あたり499ドル(約75,000円)で1,000足販売された。

またその他にも、ローカットモデルが299ドル(約45,000円)、黒基調のハイカットモデルも299ドル(約45,000円)でそれぞれ1,000足販売されている。

販売開始後これらのスニーカーはすぐに売り切れ、オレンジ基調のハイカットモデルはイーベイ(eBay)で最大5倍以上の価格で取引されている。

トランプ氏は今回出馬する大統領選に際してビットコイン支持派を表明しており、暗号資産(仮想通貨)ユーザーからの票を獲得しようと試みている。今回のスニーカー販売もこのアピールの一環であり、商品の説明には「この限定スニーカーは、金融の未来とトランプ大統領のリーダーシップを称えるもので、目立つビットコインのシンボルが大胆にあしらわれている。暗号資産愛好家にもトランプ支持者にもぴったりのこの限定版シューズは必需品です」と書かれている。

米国では米国証券取引委員会(SEC)が暗号資産の取り締まりを厳しくしており、トランプ氏は当選すれば暗号資産に否定的な意見を述べているSEC長官のゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)氏を解任し、戦略的なビットコイン準備基金を創設すると約束している。

また、当局に押収されている米国政府保有のビットコインの売却を一切認めないともトランプ氏は述べている。