「ばんえい競馬」の馬たちがニンジンパーティーで大喜び! その開催理由とは?

AI要約

ニンジンパーティーが開催されたお馬さんたちの様子が描かれた写真が話題に

写真には北海道の牧場で食べきれないほどの人参を楽しむばん馬たちの姿が写されている

豪快なおやつタイムとして楽しまれたニンジンパーティーの様子が伝えられている

「ばんえい競馬」の馬たちがニンジンパーティーで大喜び! その開催理由とは?

食べても食べても食べきれない……!!

お馬さんにとって、おそらくとってもハッピーな“ニンジンパーティー”が開催された時の様子がX(旧Twitter)に投稿されました。

7月29日にこちらの写真を投稿したのは、馬関連フォトグラファーとして活動している小久保巌義(@equus_koku)さん。

写真は2012年9月、北海道帯広市内の牧場にて撮影されたものだそうです。

写真には一面に広がるニンジンと、ニンジンを1本1本より分けながら食べるばん馬たちの姿が映し出されています。

食べきれないほど大量の好物が辺り一面に広がっているだなんて、これはまさにパーティーの名にふさわしい場面ですね!

馬は草を主食とする草食動物ですが、甘味がある食べ物が好きで、ニンジンも好物であることが多いようです。

またばん馬は「ばんえい競馬」で活躍する大型の馬で、一般的な競馬で活躍するサラブレッドの体重が約500キロに対し、ばん馬の体重は約1000キロもあるのだとか(帯広競馬場(ばんえい十勝)のサイトより)。

※ばんえい競馬:最大1トンの重い鉄ソリをばん馬にひかせ、直線コースで力とスピード、持久力を競い合うレースのこと。世界に一つだけの曳き馬競馬として、北海道で長らく愛されている(帯広市、帯広競馬場(ばんえい十勝)のサイトより)。

体の大きなばん馬たちが北海道の広大な大地でニンジンパーティーを満喫する……その様子はなんとも豪快かつ、かわいらしいですね。

――写真が撮影された時の状況を教えてください、何かのお祝いだったのでしょうか……?

「当時は規格外れの人参が安く手に入っていたこともあり、おやつ的な感じで放牧地にまいて与えていました。なので特にお祝いとかではなく給仕の一環となります」

――ばん馬たちは人参をより分けて食べていたとのことですが、最終的に人参は完食されましたか?

「流石に食べきれませんでした。食べきれなかった分は、牧草の肥やしとなり土に還ります」

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ニンジンパーティーの正体、それは……実はとっても豪快なおやつタイムだったのでした!

もしまた開催されることがあるのなら、実際に見てみたいですね。