AM4環境の最新CPU「Ryzen 9 5900XT」「Ryzen 7 5800XT」が発売
AMDの新製品、「AMD Ryzen 9 5900XT」と「AMD Ryzen 7 5800XT」が登場。旧型のSocket AM4に対応し、Wraith Prism Coolerが付属している。
新CPUは、Zen 3アーキテクチャを採用。AM4プラットフォームの寿命延長をアピールし、PCIe 4.0対応。AM4プラットフォームは7年以上使用可能。
Ryzen 9 5900XTは16コア32スレッド、最大4.8GHz/3.3GHz、総キャッシュ容量72MB、TDP 105W。Ryzen 7 5800XTは8コア16スレッド、最大4.8GHz/3.8GHz、総キャッシュ容量36MB、TDP 105W。
旧型のSocket AM4に対応したAMDのデスクトップPC用CPUの新製品が登場。「AMD Ryzen 9 5900XT」と「AMD Ryzen 7 5800XT」が発売された。後者にはWraith Prism Coolerが同梱されている。
店頭価格は順に69,800円、48,800円。
■ Zen 3アーキテクチャ採用の新CPU
Ryzen 9 5900XTとRyzen 7 5800XTは、AMD Ryzen 5000シリーズデスクトッププロセッサに属するZen 3アーキテクチャのCPUで、旧型CPUソケットのSocket AM4に対応したもの。最新のソケットはAM5で、AM5対応CPUの新製品としてZen 5アーキテクチャのRyzen 9000シリーズが発表されている。
最初のAM4対応CPUが登場してから7年以上が経過している。同社は「新製品がAM4プラットフォームの寿命を延長」、「AM4プラットフォームへ前例のないサポートを継続」などとし、今後も旧プラットフォームが使用できることをアピールしている。
対応チップセットはAMD X570、AMD B550、AMD A520、AMD X470、AMD B450。PCIeバージョンは4.0。システムメモリタイプはDDR4。
上記以外のRyzen 9 5900XTの主な仕様は、コア数スレッド数が16/32、ブースト/ベース周波数が最高4.8GHz/3.3GHz、総キャッシュ容量が72MB、TDPが105W。
上記以外のRyzen 7 5800XTの主な仕様は、コア数スレッド数が8/16、ブースト/ベース周波数が最高4.8GHz/3.8GHz、総キャッシュ容量が36MB、TDPが105W。
[取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原パーツ館とドスパラ秋葉原本店]
