2スロット仕様のRadeon RX 7900 XTX/7900 XTがASRockから、12V-2x6電源コネクタ採用

AI要約

ASRock製ビデオカードのRadeon RX7900 XTX Creator 24GBとRX7900XT CT 20Gが発売された。これらはブロワーファン仕様のオリジナルクーラーを搭載し、外排気型のビデオカードである。

本製品は複数のビデオカードを使用する場合でも効果的なエアフローと冷却を提供し、補助電源コネクタに12V-2x6電源コネクタを採用している。また、0dBサイレントクーリングやナノサーマルペースト、プレミアムサーマルパッドも特徴的である。

RX7900XTX CT 24GとRX7900XT CT 20Gの仕様、寸法、重量、映像端子、バス、付属品などの詳細も述べられている。

2スロット仕様のRadeon RX 7900 XTX/7900 XTがASRockから、12V-2x6電源コネクタ採用

 外排気型ブロワーファン、12V-2x6電源コネクタを搭載するASRock製ビデオカードが登場。「Radeon RX 7900 XTX Creator 24GB(RX7900XTX CT 24G)」と「RX7900XT CT 20G」が発売された。

 店頭価格は順に218,000円、164,800円。

■ ブロワーファン仕様のオリジナルクーラーを搭載したRadeon RX7900シリーズ

 これらは2スロット設計の省スペース外排気型ブロワーファンを搭載するというビデオカード。「ASRockオリジナル 初のブロワーファンモデル」で、複数のビデオカードを使用する場合でも効果的なエアフロー、冷却が期待できるとしている。

 また、Radeon系ビデオカードでは珍しく補助電源コネクタに12V-2x6電源コネクタを採用し、水平に搭載している。これにより、ケーブルをボード側面から水平に接続できるとしており、また、PCケースの蓋への干渉を抑えるという。本体寸法は312×111×39mm。

 本体寸法について他の製品の例を挙げると、補助電源が8pin×3の「RX7900XTX PG 24GO」と、8pin×2の「RX7900XT PG 20GO」は330×140×57.6mmで、これらより今回の2製品は小さい。

 「0dB サイレントクーリング(セミファンレス) 」では、ボードの温度が高くなるとファンが回転し、温度が低くなると停止するという。接触部分の隙間をなくして熱伝導効率を高めるというナノサーマルペースト、放熱性を高めるというプレミアムサーマルパッドも採用する。

 重量は1,440g。映像端子はDisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1×1。バスはPCIe 4.0。付属品はクイックインストールガイド、16pin to 3x8pin電源ケーブル。

 RX7900XTX CT 24Gの上記以外の主な仕様は、Boost Clockが2,500MHz、Game Clockが2,270MHz、メモリサイズが24GB、ビット幅が384bit、電源要件が800W。

 RX7900XT CT 20Gの上記以外の主な仕様は、Boost Clockが2,395MHz、Game Clockが2,025MHz、メモリサイズが20GB、ビット幅が320bit、電源要件が750W。

[取材協力:パソコン工房 秋葉原パーツ館とドスパラ秋葉原本店]