インサイトテクノロジー、Snowflakeに対応したSQLテストツール「Insight SQL Testing 4.1」
株式会社インサイトテクノロジーはSQLテストツール「Insight SQL Testing」の新版をリリース。新版はSnowflakeに対応し、データベース移行やバージョンアップ時のテスト工数削減をサポート。
Insight SQL TestingはSQLレベルでアプリケーションの動作テストを効率的に行うソフトウェア。SQL自動収集機能を活用し、データベース移行時のリスクを軽減。
新版ではSnowflakeをサポートし、SQL互換性テストの効率化や移行時のリスク軽減を目指す。
株式会社インサイトテクノロジーは30日、SQLテストツール「Insight SQL Testing」において、Snowflakeに対応した新版「同 ver.4.1」をリリースしたと発表した。
Insight SQL Testingは、データベースのバージョンアップ時や既存のデータベースを別の種類にリプレースする際に生じるアプリケーションの動作テストを、SQLレベルで効率的かつ容易に行うソフトウェア。本番環境のデータベースでアプリケーションが発行するSQLを自動収集し、収集したSQLを移行先のテスト環境でテスト・評価できるため、データベース移行・バージョンアップ時のテスト工数を削減できるという。
今回の新版では、クラウドベースのデータウェアハウス（DWH）サービスとして広く利用されているSnowflakeを新たにサポートした。
Snowflakeは標準のSQLをサポートしているものの、仕様の違いによって既存のデータベースで動いていたSQLが移行先では動かない、または異なる動作をしてしまうという事象は珍しくなく、移行時のリスクを削減するために、Snowflakeでの動作テストは欠かせないとのこと。
そこでインサイトテクノロジーでは、こうした場合にInsight SQL Testingを利用することで、既存データベースとSnowflake間におけるSQL互換性テストを効率化し、既存ワークロードをSnowflakeへ移行するにあたってのテストや、SQL改修にかかる工数を削減するとアピールしている。また、網羅性の高いSQLテストを実施することで、移行時のリスクを軽減し、移行プロジェクトを円滑に行えるよう支援するとした。
