ワークフローシステム「楽々WorkflowII」、ロジック設定機能での変数利用をサポート

AI要約

住友電工情報システム株式会社は30日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」の新版「同 Ver.8.3」を販売開始したと発表した。

楽々WorkflowIIは、業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現する電子承認・電子決裁システム。今回の新版では、標準機能で提供している申請フォームの各項目に対して、エラーチェックや計算処理を設定できるロジック設定機能を拡充した。

従来、ロジック設定機能は1つの実行タイミングで複数のロジック設定を順番に動作させていたが、新版では、先に実行した計算ロジックで取得した値を「変数」に格納し、後続の計算ロジックやチェックロジックで、その「変数」を活用できるようにしている。また、外部データベースに対してSQLのSELECT文を実行して取得したデータや、楽々WorkflowII内のフォルダを対象に検索した文書情報などを「変数」に代入できるようになった。

ワークフローシステム「楽々WorkflowII」、ロジック設定機能での変数利用をサポート

 住友電工情報システム株式会社は30日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」の新版「同 Ver.8.3」を販売開始したと発表した。

 楽々WorkflowIIは、業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現する電子承認・電子決裁システム。今回の新版では、標準機能で提供している申請フォームの各項目に対して、エラーチェックや計算処理を設定できるロジック設定機能を拡充した。

 従来、ロジック設定機能は1つの実行タイミングで複数のロジック設定を順番に動作させていたが、新版では、先に実行した計算ロジックで取得した値を「変数」に格納し、後続の計算ロジックやチェックロジックで、その「変数」を活用できるようにしている。また、外部データベースに対してSQLのSELECT文を実行して取得したデータや、楽々WorkflowII内のフォルダを対象に検索した文書情報などを「変数」に代入できるようになった。

 さらに、文書内の項目にも上記の値をセットすることも可能なため、複雑なチェック処理や計算処理をアドオンすることなく、ノーコードで実現可能になったとしている。

 加えて今回は、楽々WorkflowIIから送信する承認依頼や督促など一部のメールについて、従来の「プレーンテキスト形式」だけでなく、「HTML形式」でも送信できるようにアップデートした。メール本文の文字装飾が可能になるほか、置換パラメータを使うことで、メール本文中に「画像/手書き型の画像」を表示できるとのこと。

 このほか、よく利用する業務フォルダを登録する「お気に入りフォルダ機能」をスマートデバイスでアクセスできるように改善を実施。業務フォルダの検索にも対応し、スマートデバイスから目的とするワークフロー業務に素早くアクセスできるようになったため、使い勝手が向上している。