ChatGPTが人間のように話す新機能、ついに使えるように(有料ユーザーの一部から)

AI要約

OpenAIはChatGPT Plusユーザー向けに高度な音声対話機能「Advanced Voice Mode」の提供を開始

新機能はリアルタイムな会話を可能にし、感情を感知して応答可能

秋までにすべてのPlusユーザーが利用可能に、ビデオ通話と画面共有も追加予定

OpenAIは7月31日、一部のChatGPT Plusユーザーを対象に高度な音声対話機能「Advanced Voice Mode」の提供を開始したと発表した。

 OpenAIは7月31日、一部のChatGPT Plusユーザーを対象に高度な音声対話機能「Advanced Voice Mode」の提供を開始したと発表した。

 

秋までにすべてのユーザーが利用可能に

We’re starting to roll out advanced Voice Mode to a small group of ChatGPT Plus users. Advanced Voice Mode offers more natural, real-time conversations, allows you to interrupt anytime, and senses and responds to your emotions. pic.twitter.com/64O94EhhXK

 

― OpenAI (@OpenAI) July 30, 2024

 新しい音声対話機能はより自然でリアルタイムな会話を可能にし、ユーザーの感情を感知して応答する能力を持つ。また、会話中いつでも中断できる柔軟性も備えている。

 

 現在は一部のPlusユーザーを対象としたアルファテストの段階だが、OpenAIは秋までにすべてのPlusユーザーがこの機能を利用できるようにする計画だ。

 

 さらに、ビデオ通話と画面共有機能も開発中であり、将来のアップデートで追加される予定だ。

 

 OpenAIはこの機能の開発にあたり安全性と品質の強化に重点を置いた。100人以上の外部専門家による45言語でのテストを実施し、プライバシー保護のため4つのプリセットボイスのみを使用するようモデルを訓練したという。

 

 なお、OpenAIは8月初旬にこの新機能の詳細な能力評価と安全性に関するレポートを公開する予定だ。

 

文● 田口和裕