SDoP にスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

AI要約
独立行政法人IPAとJPCERT/CCがスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性について警告影響を受けるシステムはSDoP 1.11以前のバージョン開発者は最新版へのアップデートを呼びかけ

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月29日、SDoPにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。NTTセキュリティホールディングス株式会社の川古谷裕平氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

SDoP 1.11より前のバージョン

 SDoPには、入力データの取り扱い不備に起因するスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、当該製品のユーザが特別に細工されたXMLファイルを処理するよう誘導された場合、ユーザの環境で任意のコードを実行される可能性がある。

 開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお開発者は、本脆弱性を修正するコミットをバージョン1.11として追加している。