仕事(本業)よりポイ活? Z世代の多様化する収入源と貯金への意識

AI要約

Z世代の収入源や支出傾向、貯金意識について紹介。

収入は仕事やポイ活など多様化しており、食べ物や推し活にお金を使う傾向がある。

倹約志向のZ世代は65%が貯金をしており、将来への不安が最も貯金の理由。

仕事(本業)よりポイ活? Z世代の多様化する収入源と貯金への意識

推し活やカフェ巡りが流行する中、Z世代はどのような方法で収入を得ているのでしょうか。また、自由に使えるお金に満足しているのかも気になるところです。そこで今回は、「『Z世代の金銭事情』に関する調査」を見ていきましょう。

株式会社アップデイトが運営するゲーム・アニメ・漫画のサブカルメディア「otalab」では、47都道府県在住のZ世代752人を対象に「『Z世代の金銭事情』に関する調査」を実施。

はじめに「現在のあなたの収入源は何ですか?」とたずねると、Z世代の5割以上(55.6%)が「仕事(本業)」と回答しました。3位には「アルバイト」が入っているものの、2位には「ポイ活」、4位以下には「副業」「投資」「フリマアプリ」が入っていることから、Z世代の収入源が多様化していることがわかります。

次に「1カ月あたり最もお金をかけているものは何ですか?」とたずねると、「食べ物(31.8%)」「推し活(13.3%)」と回答した人が多い結果になりました。経験や体験などの行動を重視する傾向があると言えます。

「月に自由に使える金額の約何割を使っていますか?」という質問では、31.5%が「約3~4割」、21.3%が「1~2割」と回答。合わせると5割を超える回答(52.8%)となり、倹約志向のZ世代が多いことがわかりました。現在の生活や将来の暮らしに向けて貯金をしている人が多いのではないでしょうか。

そこで「現在、意識的に貯金していますか?」と質問すると、65%の人が貯金をしていることがわかりました。

「月に自由に使える金額のうち、約何割を貯金していますか?」という質問をすると、Z世代の約3割(29.7%)が半分以上貯金していることが明らかになりました。食べ物や推し活などを楽しみつつ、貯金を優先していることがわかります。

では、なぜ意識的に貯金する人が多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「将来(老後)が不安なため」の49.1%でした。2位の「欲しいものがある(17.7%)」という回答と大きく差が開いています。