人気の高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」がシェアウェアに

AI要約

高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v2.7.0が、シェアウェア化された。

「Brynhildr」は他のPCを遠隔操作するためのツールで、安定性やセキュリティが高く評価されている。

他のリモートデスクトップ接続ソフト「Verethragna」と「Gungnir」も利用可能で、それぞれ特徴がある。

人気の高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」がシェアウェアに

 高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v2.7.0が、7月22日に公開された。本ソフトは個人用とであれば無償であったが、今回のアップデートよりシェアウェア化される。価格は1端末あたり年額1,200円(税別)。

 「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、他のPCを手元のPCで遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、クリップボード内のテキストデータの転送、ファイル転送といった機能を備えており、マルチモニター環境もサポートされている。安定性も十分で、手術支援システムなどの高い信頼性が求められる分野にも応用されているという。対応OSは、Windows 2000/Server 2003以降。

 本ソフトは動作検証のため無償でダウンロード・実行できるが、継続的な利用のためにはライセンスの購入が必要となる。ライセンスはユーザー単位ではなく、デバイス単位で購入する仕組みで、サーバー・クライアントの合計台数から1を引いた数を購入しなければならない。

 同作者製のリモートデスクトップ接続ソフトとしては、ほかにも「Verethragna」や「Gungnir」がある。これらは「Brynhildr」よりアグレッシブな改善が行われており、安定性に欠ける可能性があるが、個人用途であれば引き続き無償で利用可能だ。

 本バージョンにおけるそのほかの変更は、以下の通り。

・権利表記を「IchiGeki」から「LAUNCELOT CO. LTD.」に変更

・「new」フォルダーによるアップデート機能を廃止

・暗号化における鍵長を256bitに変更して暗号強度を強化

ソフトウェア情報

「Brynhildr」・【著作権者】

(株)ランスロット

・【対応OS】

Windows 2000/XP/Vista/7/8/10およびServer 2003/2008/2012/2019/2016

・【ソフト種別】

シェアウェア、1端末あたり年額1,200円(税別)

・【バージョン】

2.7.0(24/07/22)