影響受けた端末は推定850万台 世界規模のシステム障害 マイクロフト発表

AI要約

マイクロソフトが発表した大規模なシステム障害により、推定850万台の端末が影響を受けた。

障害はOSウィンドウズ搭載端末に青色画面が表示されるトラブルとして現れ、世界中の様々な分野に影響を及ぼした。

障害の原因はセキュリティソフトのアップデート不具合であり、現在は収束に向かっている。

世界各地で大規模なシステム障害が発生した問題で、アメリカのマイクロソフトは「推定850万台の端末が影響を受けた」と発表しました。

日本時間19日午後から発生したシステム障害では、マイクロソフトのOSウィンドウズを搭載したパソコンの画面が突然、青色に変わり、起動しないなどのトラブルが発生しました。トラブルは世界各地でみられ、空港や医療機関、放送局など、幅広い分野が影響を受けました。

システム障害は、アメリカのクラウドストライク社が開発したセキュリティソフトのアップデートの不具合が原因と見られています。

こうした中、マイクロソフトは20日の声明で、影響を受けた端末は推定で850万台に上ると発表しました。ウィンドウズを搭載している端末の1%未満だということです。

世界各地に影響が広がった今回のシステム障害による影響は、現在も一部で続いているところはありますが、おおむね収束に向かっています。