ポリグロッツとベネッセ、AI英語学習サービス「レシピー for School」を学校に導入

AI要約

株式会社ポリグロッツと株式会社ベネッセが共同で、7月17日より全国の9校にAI英語学習サービスを導入する。

導入校では、ベネッセの英語技能試験「GTEC」に対応した問題やベネッセの教材を追加して学習コンテンツを拡充している。

AI英語教材「レシピー for School」は、教員の負担を軽減しながら生徒の自学自走を促進するとされる。

ポリグロッツとベネッセ、AI英語学習サービス「レシピー for School」を学校に導入

株式会社ポリグロッツは、同社の学校向けのAI英語学習サービス「レシピー for School」を株式会社ベネッセコーポレーション(以下「ベネッセ」)と共同で、7月17日より全国の9校に導入することを発表した。

各校での導入は、5月にポリグロッツとベネッセが締結した資本業務提携に基づく取り組みの第一弾となる。導入校には「レシピー for School」内に、ベネッセの英語技能試験「GTEC」に対応した問題のほか、ベネッセが保有する教材を追加して学習コンテンツを拡充している。

GTECは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の英語力を測定可能なスコア型の検定で、小学生や中高生、大学・社会人など、目的や対象年齢ごとに3種類の試験が用意されている。

AI英語教材「レシピー for School」は、英語学習アプリ「レシピー」を、教育機関向けに進化させたもの。生徒に英語の自学自走を促すとともに、教員の負担を軽減でき、英語を教える際の課題も解決できるという。

主な機能は以下の通り。

・スマートアサインメント機能

「レシピー for School」内の記事や動画コンテンツ、あるいは教科書や教員が選んだ記事を入力するだけで、授業や宿題に活用できる単語や内容理解の問題、ライティングとディスカッションのトピックなどをAIが自動生成する。この機能により、問題作成や採点、学習状況確認といった教員の負担が大幅に軽減される。

・マイレシピ機能

AIが自動で毎日の学習カリキュラムを作成する機能。アプリ内のレベルテストによって、単語とリスニング、文法、リーディング、スピーキングの各技能を5段階にレベル分けし、生徒のレベルや目的に合わせた学習カリキュラムを生成する。

基礎固めをするために、インプットスキルを重視するカリキュラムや英検合格を目指すカリキュラム、アウトプットを重視するカリキュラムなど、技能に応じた個別カリキュラムを生成できるという。