HRBrain、CSVファイルを介して他サービスとのデータ連携を自動化できる新機能を提供

AI要約

株式会社HRBrainは、JBATと共同開発したCSV連携プラットフォームの提供を開始した。

CSV連携プラットフォームは、HRBrainのHRクラウドサービスと他サービスのデータ連携を容易にし、業務効率化を実現している。

柔軟なマッピング処理や部門情報の連携も可能で、データ管理がしやすくなる点がメリットとされている。

HRBrain、CSVファイルを介して他サービスとのデータ連携を自動化できる新機能を提供

 株式会社HRBrainは18日、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)と共同開発したCSV連携プラットフォームを提供開始したと発表した。JBATのクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe」を採用しており、HRBrainのHRクラウドサービス「HRBrain」と他サービスとのデータ連携を、CSVファイルを介して容易に行えるという。

 HRBrainでは、人材データの管理・分析・活用を通じて、戦略的な人事の意思決定を支援するクラウドサービス「HRBrain タレントマネジメント」など、HR(人的資源)領域で「HRBrain」シリーズを提供しているが、HR領域のサービスを複数導入している企業では、データ連携を手作業で行っていることが多く、担当者の業務負荷が課題になっていたという。

 今回開発されたCSV連携プラットフォームは、こうした課題に対応したもので、今まで手作業で対応していたデータ連携を自動化できるため、担当者の業務効率化を実現するとのこと。具体的には、連携用フォルダに入れたCSVファイルの取り込みを自動で行えるほか、出力時も同フォルダにファイルが自動生成されるので、業務工数が削減されるとした。

 また柔軟なマッピング処理により、システム内で異なるデータを組み合わせたり、特定の文字列をほかの文字に変換したり、といったことが簡単に行え、マッピングについても、「HRBrain」の画面から利用者が自ら設定可能。さらに、従業員の名前や役職などの情報だけでなく、組織の構造や部門情報も簡単に連携できるため、データ管理がしやすくなる点もメリットとしている。