【巨人】山崎伊織 自己最多128球の熱投で7勝「できるところまで出し切らないと」

AI要約

巨人・山崎伊織投手が自己最多となる128球を投げて7勝目を挙げた。

山崎伊織投手は粘り強い投球を見せ、ピンチをしのぐ場面もあった。

山崎伊織投手はチームトップタイの7勝目をゲットし、後半戦でもさらなる活躍が期待されている。

【巨人】山崎伊織 自己最多128球の熱投で7勝「できるところまで出し切らないと」

 巨人・山崎伊織投手(25)が16日の阪神戦(東京ドーム)に先発し、自己最多となる128球を投げ、7回1失点で7勝目(2敗)を手にした。

 粘り強く投げ抜いた。初回を3人で抑えたものの、2点の援護点をもらった直後の2回には、大山、前川に連打を浴びて二死一、二塁のピンチ。ここで小幡にショート後方へのポテンヒットを許し、1点を献上する。

 4回には、その小幡の打球が足に直撃する不運に見舞われたが「力が抜けて少しうまくいった」と、右腕はアクシデントを逆手に取ってみせた。

 2―1で迎えた5回には、二死から安打と四球で一、二塁のピンチを背負い、打席には大山。一打同点、長打が出れば逆転という場面でカウント1―0からセットポジションに入ると、捕手・岸田は二塁へけん制のサイン。二塁手・吉川がベースに入った瞬間に鋭いけん制を送球し、戻り切れなかった二走・野口をタッチアウト。見事な連携でこの回を無失点で切り抜けた。

 山崎伊は戸郷、菅野に並ぶチームトップタイの7勝目をゲット。自己最多となる球数について「来週試合ないので、できるところまで出し切らないといけないと思っていた。真っすぐも変化球も後半に良くなった。岸田さんがカットボールじゃなくて、スライダーの方がいいと判断してくれての投球だった」と女房役へ感謝を述べた。

 球宴前最後の登板となったが「菅野さんも戸郷も引っ張っていってくれているんで、なんとかついていこうと思って投げている」と前半戦を振り返った背番号19。勝負の後半戦でもさらに白星を重ねるつもりだ。