NHN テコラスがAWSの請求代行サービスをリニューアル、一律10％の割引プランなどを追加
NHNテコラス株式会社がAWS請求代行サービスをリニューアルし、新しいプランを発表した。
新プランには10％割引プランと直接契約プラン Standardがあり、割引率拡大などの改善も行われた。
既存プランの企業も新プランへの切り替えが可能で、契約中の企業には自動適用される。
NHNテコラス株式会社は16日、Amazon Web Services（AWS）総合支援サービス「C-Chorus（シーコーラス）」で提供している「AWS請求代行サービス」をリニューアルすると発表した。利用料金を一律で割引する「10％割引プラン」と、ルートユーザーを保持したまま割引が受けられる「直接契約プラン Standard」の2つの新プランを発表するとともに、既存プランの割引率拡大などを行っている。
C-Chorusは、AWSの利活用利用を総合的に支援するサービス。その1メニューとして、AWS利用料を日本円建ての請求書払いで支払えるAWS請求代行サービスを提供している。
今回発表された新プランのうち「10％割引プラン」は、全サービス・リージョンを対象に一律10％割引で利用できるプラン。無償での24時間365日の技術サポートや、サイバーセキュリティリスク対応のクラウド保険など、複数の標準サービスが付帯しているという。
2つ目の「直接契約プラン Standard」は、AWSアカウントのユーザーを企業自身が管理し、サポートもAWSから直接受けられる、AWSと直接契約する場合との差異が少ないプラン。割引率は一律5％で、AWSサポートも無料。サイバーセキュリティリスク対応のクラウド保険など、標準サービスも利用できるとした。
なお、すでに契約中の企業も、新プランへ切り替えが可能とのこと。
一方で、既存プランの割引拡大も実施される。例えば「個別割引プラン」では、東京リージョン主要Amazon EC2の割引率を、従来の11％から15％に改定するほか、Amazon CloudFront国内データ転送（OUT）料金の割引率を、約62％から約65％に改定する。すでに契約中の企業については、7月の利用料金から自動適用されるとした。
