メッシが無名のミームコインを宣伝/ビットコインは転換点、弱気相場が迫る【Weekly Review:7/6~7/12】

AI要約

セキュリティ・トークン(ST、デジタル証券)が市場で注目される中、不動産STと映画STの事例が登場し、市場の多様化が進んでいる。

ビットコインはドイツの大量売却やマウントゴックスの弁済開始による懸念から下落し、3Qの動向が注目される中で弱気相場が続いている。

メッシによるアルトコインの宣伝により価格が急騰し、金融資産として成熟するコインと市場に活気がある証拠との対比が見られる。

メッシが無名のミームコインを宣伝/ビットコインは転換点、弱気相場が迫る【Weekly Review:7/6~7/12】

注目のニュースをカテゴリー別にピックアップ。これさえ読めば、1週間の大まかな動きをキャッチできる(ただし、値動き中心のニュースは省いています)。

市場拡大が期待されているセキュリティ・トークン(ST、デジタル証券)に、ユニークな事例が加わった。ケネディクスから賃貸戸建を対象とした不動産STが登場。一方、フィリップ証券は映画への出資をST化した。市場拡大とともに、多様化も進んでいる。

ビットコインはドイツによる大量売却、マウントゴックスの弁済開始などへの懸念から下落。弱気相場が続くのか、強気相場へのリスタートなのか、3Qの推移が注目される。

メッシが無名のアルトコインを宣伝し、価格が急騰。金融資産として成熟するコインがある一方で、こうした動きがまだ見られるのは、市場に活気がある証拠と捉えて良いものか。

アメリカは大統領選をめぐる動きが賑やか。夏に向けて、まだまだ盛り上がりそうだ。

もちろん数式はまったく理解できないが、なんだかワクワクする話だった。IVS Crypto/JWB Summitにも、Web3やブロックチェーンに取り組む学生が参加していた。各大学での関連する研究を紹介するのも面白そうだ。

|文・編集:増田隆幸|トップ画像:Shutterstock