AIによる健康管理を備えたスマートウォッチ「Galaxy Watch7/Ultra」

AI要約

サムスンが新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」「Galaxy Watch Ultra」を発表。

Galaxy Watch7はAIを活用した健康管理機能やデュアルバンドGPS搭載。

Galaxy Watch Ultraはフラグシップモデルで強度向上や長時間駆動を実現。

AIによる健康管理を備えたスマートウォッチ「Galaxy Watch7/Ultra」

 Samsung Electronicsは、新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」、「Galaxy Watch Ultra」を発表した。日本では7月下旬以降に発売し、17日から予約受け付けを開始する。価格はそれぞれ、5万7,200円から、12万6,940円。

 AIを活用した健康管理機能を備えており、まるでトレーナーが付いているような健康スコア管理ができるほか、詳細な睡眠管理もできるという。いずれもプロセッサにExynos W1000を搭載し、従来モデルより3倍速く滑らかな動作を謳っている。

 また、Galaxy Watchシリーズでは初のデュアルバンドGPSを搭載し、混雑した市街地でも正確な位置トラッキングが可能だという。

■ Galaxy Watch7

 Galaxy Watch7は、日々のウェルネスをサポートするために設計されたスマートウォッチ。ユーザーの健康管理をより高精度に行なえるようになっており、AIによって特に睡眠分析機能が強化されている。

 40mm/Bluetooth、40mm/LTE、44mm/Bluetooth、44mm/LTEの4モデルを用意し、価格は順に5万7,200円、7万3,150円、6万2,700円、7万9,640円。

 睡眠コーチング機能や、100種類以上のエクササイズ機能を備えるほか、新たな健康管理として、代謝や老化に関連するAGEs(終末糖化産物)を測定できる機能も装備する。

 ディスプレイはSuper AMOLEDを採用し、44mmモデルが1.5型(480×480ドット)、40mmモデルが1.3型(432×432ドット)を搭載する。

 主な仕様は、Exynos W1000(5コア)、2GBメモリ、32GBストレージ、One UI 6 Watch(Wear OS 5ベース)などを搭載する。筐体は、IP68準拠および5ATMの防塵防水性能や、MIL-STD-810H準拠の堅牢性を備える。通信機能はLTE、Wi-Fi、Bluetooth 5.3、NFC、FeliCa。測位方式はGPS、Glonass、Beidou、Galileo。

 カラーは、44mmモデルがグリーンとシルバー、40mmモデルがグリーンとクリームを用意する。本体サイズ/重量は、44mmモデルが44.4×44.4×9.7mm/33.8g、40mmモデルが40.4×40.4×9.7mm/28.8g。バッテリ容量は44mmモデルが425mAh、40mmモデルが300mAh。

■ Galaxy Watch Ultra

 Galaxy Watch Ultraは、同社フラグシップモデルのスマートウォッチ。従来のサークルデザインをベースに強度を向上させた新しいクッションデザインが採用するほか、チタニウムフレームにより、IP68準拠および10ATMの防塵防水性能やMIL-STD-810H準拠の堅牢性を備える。価格は12万6,940円。

 運動管理機能では、水泳やサイクリング、ランニングなどのマルチスポーツトラッキングが可能で、特にサイクリングではAIによるスコア管理ができるという。

 ディスプレイは1.5型(480×480ドット)表示対応のSuper AMOLEDを採用する。輝度は3,000cd/平方mと明るく、過酷なアウトドア環境でも視認性を確保する。バッテリ容量は590mAhで、Galaxy Watchシリーズ最長の長時間駆動を実現し、省電力モードでは最大100時間の連続動作が可能。

 主な仕様は、Exynos W1000(5コア)、2GBメモリ、32GBストレージ、One UI 6 Watch(Wear OS 5ベース)などを搭載する。通信機能はLTE、Wi-Fi、Bluetooth 5.3、NFC、FeliCa。測位方式はGPS、Glonass、Beidou、Galileo。

 カラーはチタニウムシルバー、チタニウムグレー、チタニウムホワイトの3色を展開する。本体サイズは47.1×47.1×12.1mm、重量は60.5g。