本屋の24時間営業、愛知県豊川市で開始。深夜は完全無人店舗に

AI要約

HOUSEIはAIを活用した無人書店ソリューションを三洋堂書店の4店舗目として愛知県豊川市に導入した。24時間営業で顔認証やセルフレジが利用可能。

無人店舗ソリューションは、非対面接客や人手不足解消などの課題に対応する効果が期待されており、他の店舗では営業時間の拡大による売上増加が実現している。

三洋堂書店 豊川店では有人営業と無人営業を組み合わせる形で営業を行い、キャッシュレス決済や顔認証による入店が可能となっている。

本屋の24時間営業、愛知県豊川市で開始。深夜は完全無人店舗に

HOUSEI「無人店舗ソリューション」を活用した三洋堂書店「スマート無人営業」の4店舗目として、愛知県豊川市の「三洋堂書店 豊川店」にて24時間営業を開始。

 顔認証ソリューションなどを展開するHOUSEIは7月8日、同社の「無人店舗ソリューション」を活用した三洋堂書店「スマート無人営業」の4店舗目として、愛知県豊川市の「三洋堂書店 豊川店」にて24時間営業を開始したことを発表した。

 

 無人店舗ソリューションは、AI(人工知能)・ITを活用した省力化店舗運営支援サービス。非対面接客・働き方改革・人手不足解消などさまざまな課題解決が期待できるとする。顔認証自動ドア解錠サービス・ウェブ会員予約サービス・監視サービス・無人決済サービスなどのソリューションで無人店舗運営が可能になる。

 

 HOUSEIでは無人店舗ソリューションを4月15日より「三洋堂書店よもぎ店」(名古屋市名東区)、6月14日より「三洋堂書店下恵土店」の2店舗に導入している。既存2店舗は、7月現在、大きな事故やトラブルなどは発生しておらず、営業時間拡大による売上増加を実現しているという。

 

 三洋堂書店 豊川店でも24時間営業を実施し、9時~22時は有人営業、22時~翌9時はスマート無人営業時間となる。スマート無人営業時間中は、入店時に顔認証を行い、会計はセルフレジを利用。支払い方法は現金やdポイント、PayPayなどのキャッシュレス決済が利用できる。

 

 クレジットカード・クーポン・図書カードの取り扱いは有人営業中のみとなる。また、CD・ゲームの販売、買い取りなど一部のサービスは有人営業中のみ利用できる。

 

文● ASCII