月周回ミッション「アルテミス2」、バックアップクルー発表
AI要約
米航空宇宙局（NASA）は、月周回ミッション「Artemis II」のバックアップクルーを発表しました。2023年4月に行われるこのミッションには4人の宇宙飛行士が参加します。
バックアップクルーに選ばれたAndre Douglas氏は、幅広い技術分野で博士号を取得し、NASAの宇宙飛行士候補になる前に米沿岸警備隊で勤務していました。
「Artemis II」は2025年9月に延期される予定となっています。
米航空宇宙局（NASA）は米国時間7月3日、月周回ミッション「Artemis II」のバックアップクルーを発表した。
Artemis IIは巨大ロケット「Space Launch System（SLS）」と宇宙船「Orion」で宇宙飛行士が月を周回するミッション。2023年4月にArtemis IIに参加する4人の宇宙飛行士が発表された。
今回バックアップクルーに選ばれたAndre Douglas氏は、造船学からシステム工学まで幅広い技術分野で博士号を取得し、米沿岸警備隊で務めた後に、2021年にNASAの宇宙飛行士候補に選ばれた。
「Douglas氏の学歴とNASAに入る前のさまざまな職務での豊富な経験は、彼がこのミッションを支援する準備ができている明確な証拠だ」と、NASAのジョンソン宇宙センターで主任宇宙飛行士を務めるJoe Acaba氏は述べている。
Artemis IIは2025年9月に延期されることが2024年1月に発表された。
