ダークウェブにあなたの個人情報が流出しているか簡単に確かめる方法
グーグルの「ダークウェブレポート」を利用すれば、自身の個人情報が流通していないか簡単にチェックできる。
無料で利用できるGmailアドレスのスキャン方法を紹介。
将来的には有料版の機能も無料化される予定。
ダークウェブで自身の個人情報が流通していないかチェックできるのが、グーグルの「ダークウェブレポート」。この記事では無料で利用できるGmailアドレスのスキャンのやり方をご紹介する。
匿名性の高さから犯罪に利用されるケースもある「ダークウェブ」。そこで自身の個人情報が流通していないか、簡単にチェックできるのがグーグルの「ダークウェブレポート」だ。
自分のGmailアドレスが流出していないか無料でチェック
グーグルのダークウェブレポートは、同社の有料プラン「Google One」の契約者向けに提供されている機能。具体的にはユーザーの名前、生年月日、住所、メールアドレス、電話番号などがダークウェブ上で流通していないかスキャンし、結果の確認や対処方法のアドバイスなどを受けられるというものだ。
このうち、メールアドレスのスキャンと結果の確認については、1回限りかつそのアカウントのGmailアドレス限定にはなるが、Google One未加入のアカウントでも無料で利用できる。
使い方は以下のとおり。
1.スキャンしたいGoogleアカウントにログインした状態で、「one.google.com」にアクセス
2.「ダークウェブレポート」の「今すぐ試す」を選択
3.「スキャンを実行」を選択
もし、ログインしたアカウントのGmailアドレスがダークウェブに流出していた場合、流出の原因となったサービスのURLや、関連性の高い情報(氏名の一部など)が表示される。
流出データに応じた対処方法も教えてくれるので、参考にするとよいだろう。
なお、グーグルは有料版で提供しているダークウェブレポートの各機能について、2024年7月下旬より無料化することを明らかにしている。
文● @sumire_kon