情報漏えい被害拡大か KADOKAWA

AI要約

出版大手KADOKAWAがサイバー攻撃を受け、個人情報が漏えいした問題で、攻撃組織がさらに情報を流出させた可能性が浮上。

同社は主張内容の信ぴょう性を検証中で、漏えい被害が拡大する恐れあり。

攻撃はロシア系ハッカー犯罪集団が行い、KADOKAWAの取引先や従業員の個人情報が漏えい。

 出版大手KADOKAWAがサイバー攻撃を受け、保有する個人情報が漏えいした問題で、同社は2日、攻撃を行ったとされる組織が「情報をさらに流出させたと主張していることを確認した」と発表した。漏えい被害が拡大した恐れがある。

 同社は主張内容について「信ぴょう性は調査中で、検証には相応の時間を要する見込み」と説明している。

 サイバー攻撃は先月発生し、「ブラックスーツ」を名乗るロシア系ハッカー犯罪集団が匿名性の高い「ダークウェブ」上の闇サイトに犯行声明を出した。KADOKAWAは28日、取引のあるクリエーターや同社傘下ドワンゴの全従業員の個人情報が漏えいしていることを明らかにした。