「ロジクール史上最軽量」にそそられる、ベストを尽くした小型キーボード

AI要約

ロジクールがポータブルなキーボード「Keys-to-Go 2」を発売し、実機を試用した感想を述べる。

キーボードの軽さや使いやすさ、タイプ感について紹介し、スマホ用途での活用方法も提案。

ポータブル性と生産性向上の組み合わせが魅力的なキーボードであることを示唆。

「ロジクール史上最軽量」にそそられる、ベストを尽くした小型キーボード

ロジクールが同社史上最もポータブルだとするキーボード「Keys-to-Go 2」を発売した。価格は同社オンラインストアで13,200円だ。

ロジクールはアクセサリ類、特にHIDと呼ばれる入出力のためのデバイスにおいては、信頼性、使いやすさで定評のあるメーカーだ。マウスやキーボード製品には絶大な信頼感があって、個人的にもいろいろな製品を愛用してきたが、「ロジクール史上もっともポータブル」という謳い文句にそそられて実機を借り、しばらく使わせてもらった。

■極上ではないがベストを尽くしたキーボード

Keys-to-Go 2には通常版とiPad版があって、レイアウトが異なる。色は双方ともにグラファイトだ。作り付けのカバーでキーボード表面を覆うようになっていて、持ち歩くときにはカバーを閉じているので、ただの黒い板だ。使用時にはこのカバーをめくるなり、裏側に折り返すなどで机や膝の上においてタイプする。

本体重量は222グラム、厚みは8.9~4.3mmとなっている。重さとしては200グラム超なので、ちょっと大きめスマホといったところだろうか。本体サイズは105ミリ×250ミリで、無理して小さくしているわけでもないので窮屈な感じはない。すんなりとタッチタイプできる印象だ。

実際、この原稿も、このキーボードを使って書いている。近年は、ノートパソコンのキーボードがとても良質なものになってきているので、極上に打ち心地がよいとはいえない。もっとも打鍵のフィーリングは重量にも影響するので、こうした携帯性を重視したキーボードでは、このあたりで妥協するしかないようにも思う。そんな中でベストを尽くしているんじゃないかと感じた。

■スマホ用に使えば文字入力の生産性が高まる

この連載で以前、GoogleのスマホPixel 8シリーズが画面の外部出力に対応したことを紹介したが、スマホを2台持ち歩くつもりで、1台をこのキーボードに替え、スマホ用のキーボードとして使えば、少なくとも文字入力の生産性が著しく高まる。