無料テキスト読み上げソフト「SofTalk」に64bit版、「MeCab」やMP3録音にも対応

AI要約

テキストの読み上げソフト「SofTalk」が6月24日、v2.01.00へとアップデートされ、64bit版や東京方言高低アクセント辞書のサポートが追加された。

32bit版の音声合成エンジンの呼び出しは32bit版「SofTalk」を介して行われるため、タイムラグや初回起動時の問題がある。

その他、形態素解析エンジン「MeCab」やMP3形式の録音も新たにサポートされている。

無料テキスト読み上げソフト「SofTalk」に64bit版、「MeCab」やMP3録音にも対応

 テキストの読み上げソフト「SofTalk」が6月24日、v2.01.00へとアップデートされた。本バージョンでは、32bit版に加え64bit版を追加。64bit版では東京方言高低アクセント辞書(tdmelodic)がサポートされた。

 ただし、「MikoVoice」や「唄詠」など、32bit版の音声合成エンジンの呼び出しは32bit版「SofTalk」(SofTalk32.exe)を介して行われる。そのため、タイムラグが発生したり、初回起動時に32bit版の音声合成エンジンを読み取れない場合があるとのこと。それ以外の処理であれば、64bit環境であれば64bit版「SofTalk」の利用が適しているだろう。

 そのほかにも、形態素解析エンジン「MeCab」やMP3形式での録音を新たにサポートしている。

 「SofTalk」(ソフトーク)は、漢字・英語交じりの文章をさまざまな声で読み上げることができるフリーソフト。動画サイトで馴染みのある「AquesTalk」(ゆっくりボイス)への対応は終了してしまったが、オリジナル音声合成エンジンのほかにも、「MikoVoice」、「SAPI」(Speech Application Programming Interface、Microsoftが開発)などに対応している。読み上げさせた音声を録音したり、コマンドラインで他のアプリと連携することも可能だ。動作には「.NET Framework 4」以降が必要。

ソフトウェア情報

「SofTalk」・【著作権者】

cncc 氏

・【対応OS】

Windows XP以降(編集部にてWindows 11で動作確認)

・【ソフト種別】

フリーソフト

・【バージョン】

2.01.00(24/06/24)