「motorola razr 50」シリーズは日本でも“手の届きやすい”価格を目指す モトローラ・モビリティ・ジャパン仲田社長を直撃

AI要約

モトローラは、25日に米ニューヨークで外部ディスプレイをより大型にしたフリップ型のフォルダブルスマホ「motorola razr 50」と「motorola razr 50 ultra」を発表した。新モデルのお披露目イベントにはパリス・ヒルトン氏が登場し、RAZRとのコラボを思い出させた。

「motorola razr 50」シリーズは再び日本市場に投入される予定で、防水対応やFeliCa搭載など日本導入に焦点が当てられている。モトローラ・モビリティ・ジャパンの仲田正一社長も日本市場への意気込みを語っている。

モトローラはrasrを重要なブランドと位置付け、今年は大規模なプロモーションを計画している。razr 50はモトローラ・モビリティ・ジャパンにとって重要な商品で、ケータイ市場でのさらなる挑戦を期待している。

「motorola razr 50」シリーズは日本でも“手の届きやすい”価格を目指す モトローラ・モビリティ・ジャパン仲田社長を直撃

 モトローラは、25日(現地時間)に米ニューヨークで外部ディスプレイをより大型にしたフリップ型のフォルダブルスマホ「motorola razr 50」と「motorola razr 50 ultra」を発表した。発表当日の夜には、新モデルをお披露目するイベントとしてパーティを開催。セレブタレントとしておなじみのパリス・ヒルトン氏が登場し、そのDJプレイで会場を盛り上げた。

 razrとパリス・ヒルトン。この組み合わせで、18年ほど前のことを思い出した方もいるはずだ。当時もヒルトン氏は、フィーチャーフォンだったRAZRのイメージキャラクターを務めていた。その手に握られていたのは、ピンクのRAZR。日本でドコモから「M702iS」として発売された2006年には来日し、築地本願寺をピンク色に染め上げるイベントを開催するなどして、RAZRを強烈に印象付けた。

 そんなヒルトン氏が手にしていたrazr 50シリーズは、再び日本で発売される(残念ながらHot Pinkはアジア太平洋地域での取り扱いがないようだが)。発売時期は未定だが、遅くとも秋冬商戦には投入されるはずだ。razr 50シリーズのお披露目イベントに合わせ、渡米していたモトローラ・モビリティ・ジャパンの仲田正一社長に、日本市場での意気込みを聞いた。

―― razr 50シリーズが発表されました。印象はいかがでしたか。

仲田氏 すごくいい仕上がりになっていると思いました。もちろん、今までもいい製品でしたが、さらに磨きがかかっています。ヒンジの部分が改善され、開閉もスムーズになりました。日本で発売するのが楽しみです。

―― 今回、2機種ともIPX8の防水に対応しました。これは日本導入を意識したということでしょうか。

仲田氏 日本対応というよりも、2つ折り端末自体の品質が上がってきているのだと思います。防水対応については、われわれ(日本法人)も言い続けてきましたし、それがグローバルでも新たな価値になりつつあります。

―― グローバル版にはFeliCaは搭載されていませんが、日本ン導入するときには対応するのでしょうか。

仲田氏 これは必須だと思っています。

―― 昨年(2023年)はrazr 40sがソフトバンクから発売され、話題を集めました。今年(2024年)も、そのような仕掛けは考えられているのでしょうか。

仲田氏 日本でもrazrは重要なブランドとして打ち出していきたいと考えています。そのため、プロモーションには昨年以上に力を入れていきます。今年はかなり大規模なプロモーションを行っていきます。恐らく、今までのモトローラとはまったく違った形になるのではないでしょうか。

―― 割合として、どのくらい増えるのでしょうか。

仲田氏 たぶん、まったく違う形になります。そういう意味でも、今回のrazrはモトローラ・モビリティ・ジャパンにとって、ものすごく重要な商品です。チャレンジャーであり続けることはモトローラにとって重要で、それがケータイをもっと面白くしていくと思っています。