本当に同じ作品!? 【路線変更に成功した漫画】3選。『ワタモテ』って、実はもうモテモテだって知ってた?

AI要約

女子高生・黒木智子(もこっち)が高校デビューに失敗し、友だちもできずに空回りし続ける日常を描いたギャグマンガの路線変更後、友人関係が広がり青春群像劇へと変化。

8巻の修学旅行編をきっかけに新たな友人関係を構築したもこっちが成長し、路線変更前とは異なる人間関係やキャラクター掘り下げが展開。

もこっちの変化を伴い、サブキャラクター同士の交流やクラス単位の群像劇へと進化した作品。修学旅行編以降も期待される展開。

本当に同じ作品!? 【路線変更に成功した漫画】3選。『ワタモテ』って、実はもうモテモテだって知ってた?

連載の途中から雰囲気や作風、絵柄などの方向性が大きく変化。大幅な路線変更をしたことで、変更前より人気が高まった漫画を3作品ご紹介します。

【ぼっちな女の子の空回り→友だちいっぱいの青春群像劇】

女子高生・黒木智子(もこっち)が高校デビューに失敗し、友だちもできずに空回りし続ける日常を描いた、ちょっと胃が痛くなるような悲しいギャグマンガ……だったのですが、今では交友関係が広がりまくり。

過去に放映されていたアニメ版しか知らない人には、とても信じられないくらい雰囲気が一変しています。

路線変更後は新たな友人も次々に増え、気がつけばもこっちを取り巻く人間関係は複雑怪奇に。

修学旅行をきっかけに親友となったゆりちゃんや、遠足で仲が深まったネモや加藤さんなど、実に多くのキャラクターがもこっちと交流する青春群像劇になりました。

【大幅な路線変更が起きた巻数:第8巻】

路線が大きく変わったのは、8巻の修学旅行編。それまでクラスメイトとの交流はほぼなく、浮き気味だったもこっち。彼女が修学旅行をきっかけに新たな友人関係を構築した、物語のターニングポイントとなる巻です。

単行本の表紙自体も、8巻以降は4人以上の大所帯でキャラクターが描かれることが多くなりました。13巻では、ついに「本格的にモテ出した!!」と公式の商品説明にも書かれるほどにまで成長。もはや、ぼっちではありません。

勘違いをきっかけに同性の友だちから一目置かれ、人間関係が充実。それに伴ってサブキャラクター同士の交流や掘り下げも進み、今ではクラス単位での群像劇と化しています。

とくに、もこっちの人間関係が大きく変わっていく8巻と13巻は、筆者のイチオシです。いつか、修学旅行編以降もアニメ化して欲しい…!

【路線変更前のAmazon評価(第1巻):4.5/5】

「バカ笑いするほど面白かったけどそれと同時に少し気分が沈むような変な感覚だった。最高」

「心にグサグサ突き刺さるエピソードの数々も魅力的だと思います」

「自虐ネタとかそういう系が好きな人にはたまらなくツボに入るとおもわれる漫画です」

(Amazonカスタマーレビューより)