清水尋也&高杉真宙がW主演 アウトローに生きる若者描く『オアシス』2024年秋公開へ

AI要約

映画『オアシス』が2024年秋に公開されることが決定。社会からはみ出した若者たちの青春と居場所を描いたヴァイオレンス青春映画。主演は清水尋也と高杉真宙。

幼なじみだった富井と金森が別れ、それぞれヤクザと犯罪組織で生きる。再会し敵対関係になる2人の葛藤が描かれる。

映画の制作には清水尋也、高杉真宙、監督の岩屋拓郎がコメントを寄せ、作品への想いを語っている。

清水尋也&高杉真宙がW主演 アウトローに生きる若者描く『オアシス』2024年秋公開へ

 清水尋也と高杉真宙がW主演を務める映画『オアシス』が2024年秋に新宿武蔵野館ほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、社会からはみ出してしまい、絶望と一瞬の幸福を味わい、アウトローに生きる者たちの“青春”と“居場所”を描いたヴァイオレンス青春映画。松居大悟や三宅唱、藤井道人ら数多くの監督の映画やドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎が監督を務め、長編デビューを飾る。

 主演を務めるのは、2012年にドラマ『高校入試』(フジテレビ系)で初共演して以来、映画やドラマで何度も共演し、プライベートでも親交のある清水と高杉。清水が富井ヒロト役、高杉が金森役をそれぞれ演じる。

 富井ヒロト(清水尋也)と金森(高杉真宙)は幼なじみで青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラに人生を歩むことになってしまう。数年後、社会からはみ出した富井は、ヤクザである菅原組の組員となり、組長に認められ、組員の中で頭角を現し、いつしかそこが、富井の居場所となっていた。一方、金森は社会から逃げるように荒くれものたちが集まる犯罪組織で自堕落な生活を送り、喧嘩や裏稼業に明け暮れる毎日。菅原組もうかつに手を出せない程に異名を轟かせていた。「道が違えば殺し合う」、そんな世界に身を投じてしまった富井と金森。親友だった2人は、一触即発の敵対関係となっていた。「ほんのちょっとのことで、すれ違ったのかな…」。2人はかつて自分が大切にし、手放したものについて考えを巡らしていく。

 あわせて、ティザーポスターと特報映像も公開。特報には、再会した富井と金森が睨み合い、時に殴り合いながら必死で“居場所と存在”を求め葛藤する姿が描かれている。

コメント

清水尋也(富井ヒロト役)

富井ヒロトを演じます、清水尋也です。

約4年前、監督に呼び出され“初監督作の主演をやって欲しい”と頼まれたあの日から始まり、ついに皆様にお届けできる時が来ました。同じく主演には、この世界に入ってから最初にできた友人の高杉真宙。

自分にとっても特別な作品となりました。約1ヵ月に及ぶ名古屋ロケ、スタッフキャスト全員で歩み作り上げた今作を、そして映画監督・岩屋拓郎の始まりを見逃さないで欲しいです。映画『オアシス』、宜しくお願いします。

高杉真宙(金森役)

この度、金森役を演じます、高杉真宙です。

清水から、直接この映画の話を聞き、岩屋監督と出会い、映画が産まれる瞬間を間近で見られたこと、そんな作品に参加できたことを光栄に思います。

長く共にした清水と、このようなカタチで共演できる日がくるとは10代だったあの頃の自分には想像もつきませんでした。それもこれも岩屋監督と清水のおかげです。沢山の想いのこもった熱意ある作品。是非楽しみにお待ちください。

岩屋拓郎(監督)

はじめまして、岩屋拓郎です。

ご縁に恵まれ、大切な仲間達と映画を創ることが出来ました。

僕の初監督作品です。

現場で出会った清水尋也と一緒に映画を創ろうと約4年。

清水尋也、高杉真宙をはじめとする最高の俳優部、

尊敬する最高のスタッフ陣に囲まれて地元の愛知で撮影をしました。

脚本はオリジナルストーリーです。

自分は何者なんだろう? 自分の居場所はどこにあるんだろう?

地元、名古屋にいた頃のヒリヒリした感情を想い出しながら脚本を書きました。

今、自分が持っているものをできる限り丁寧に情熱的に全て注ぎ込んだつもりです。

傷だらけの青春映画。

手作りです。

映画館で、ぜひ劇場で、

よろしくお願いします。