夢が広がる。Windows版SteamVRとつながるVision Pro

AI要約

Apple Vision Proは魅力的なハードウェアだが、専用アプリやコンテンツが不足している。

しかし、ALVRというアプリがVision Proにも対応し、SteamVRの画面をワイヤレスストリーミングできるようになった。

Vision Proを使用することで高品質なXRゲーム体験が可能になるが、ハイパワーなゲーミングPCが必要となる。

夢が広がる。Windows版SteamVRとつながるVision Pro

Apple Vision Pro。ハードウェアとしては面白いけど、Vision Proだけでしか使えないソリューションアプリや、Vision Proでしか見られない魅力的なコンテンツがほとんど皆無ゆえに、アプリエンジニアやデジタルアーティストでなければいまいち欲しいと思えないところ、あります。

そんな事態が一変するかも。だってVision ProのApp Storeで「ALVR」が配信され始めたからね!

ALVRはゲーミングPCで起動したSteamVRの画面を、各種XRヘッドセットにワイヤレスストリーミングするアプリ。いままでMeta Questシリーズ、Picoシリーズ、VIVE Focus3やVIVE XR Eliteに対応してきましたが、新たにVision Proもサポートすることになりましたおめでとう!

Vision Pro発売当初の2月からテストの様子が公開され続けてきたのですが、無事にAppleの認可が降りて、誰でも使えるようになりました。

既存のSteamVR用ゲーム/アプリは、ハンドコントローラーがあるXRヘッドセット用に作られているため、そのままでは操作できないと思いきや、仮想コントローラーとしてVision Proのハンドトラッキングを割り当てているみたい。

1,000本以上のXRゲーム/XRアプリが提供されているSteamVRですが、平面ゲームもMODによってVR化できます。『サイバーパンク2077』のVRとかね!

画質の良さは極めて高レベルなので、XRゲーム用にVision Proを選ぶという選択肢ともなりそう。なお別途、ハイパワーモアパワーなゲーミングPCが必要になりますご注意を。

Source: App Store Preview , GitHub