BlueMeme、Excel業務をローコードでアプリ化できる「OutSystems Rich Grid Component ODC Edition」を提供

AI要約

株式会社BlueMemeはOutSystems Rich Grid Component ODC Editionの提供を開始

JavaScriptを書かずにOutSystems上でSpreadJSの機能を利用可能

Excel互換機能や最新バージョンV17Jの機能を実現するアプリケーション化製品

 株式会社BlueMemeは18日、Excel業務をローコードでそのままアプリ化する「OutSystems Rich Grid Component ODC Edition」を提供開始した。

 OutSystems Rich Grid Componentは、メシウス株式会社の製品「SpreadJS」を、ローコード開発基盤の「OutSystems」上で利用できるようにコンポーネント化した製品。OutSystems Rich Grid Component ODC Editionは、クラウド版の「OutSystems Developer Cloud(以下、ODC)」に対応したことでより多くのユーザーに利用できるようになった。

 JavaScriptを書くことなく、OutSystems上でSpreadJSの機能を利用でき、OutSystemsで開発するアプリケーション上でExcelと同様のUIと機能性を提供する。ローコードで簡単にExcelの利便性を再現し、アプリケーション化できる。

 フィルタやソート、数式・関数のほか、グループ化やピボットテーブルなど、豊富なExcel互換機能を搭載したスプレッドシートを、OutSystemsアプリケーション上に容易に描画し、エンドユーザーになじみのあるUIと操作性を提供する。

 リボンメニューや数式バー、ステータスバーなど、Excelライクな周辺UIもカバーし、慣れ親しんだインターフェイスをそのまま利用できるため、システムへの移行もスムーズに行える。

 Excelファイルのインポート/エクスポートをサポートし、既存業務で使用していたExcelファイルを高い精度でアプリケーションに読み込んで表示することや、アプリケーションの内容をExcelに出力ができる。

 Excel互換機能以外にも、セルでのボタン表示などを可能にする「セル型」や、データの階層表示を行う「アウトライン列」機能などを利用することで「Excelライク」のみにとどまらないシステムを実現できる。

 また、OutSystems Rich Grid Component ODC Editionは、SpreadJSの最新バージョン「V17J」に対応。V17Jには、プロジェクト管理や生産管理などで使用される工程管理表(ガントチャート)をExcelライクなUIで作成できる「ガントシート」機能が追加されており、システムを利用するユーザーにとってなじみのある、Excelのような見た目のガントチャートを容易に実現できる。