JBS、Microsoft EMS導入企業に向けWindowsデバイスのセキュアな運用管理を支援する新サービス

AI要約

日本ビジネスシステムズ株式会社は、Microsoft Enterprise Mobility+Securityを導入した企業向けに新サービスを提供開始。

サービスは、端末のセキュリティ対策を強化するマネージドサービスで、電車でどこでも安全にデバイスを利用できることを目的としている。

価格はライトプランで月額20万円から、スタンダードプランで月額40万円となる。

JBS、Microsoft EMS導入企業に向けWindowsデバイスのセキュアな運用管理を支援する新サービス

 日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)は10日、「Microsoft Enterprise Mobility+Security」(以下、EMS)を導入した企業に向け、端末のセキュリティ対策を強化するためのサービス「マネージドエンドポイント with Microsoft Enterprise Mobility+Security」(以下、マネージドエンドポイント with EMS)を提供開始すると発表した。

 「マネージドエンドポイント with EMS」は、いつでもどこでも安全にデバイスを利用できることを目的としたマネージドサービス。「EMS」の中でも特に、モバイル端末をクラウド環境で一元管理するサービス「Microsoft Intune」の運用において、自社運用では手が回りにくい脆弱性対応や設定の見直しからトラブル対応まで、専門のエンジニアが支援するという。

 具体的には、Microsoft Defender for Endpoint(MDE)を用いて脆弱性の発生を検知するとともに、それをトリガーとして、IntuneからOSへのパッチ適用や最新アプリケーションの配信作業を実施し、クライアントで発生した脆弱性を解消する。また、アプリケーション管理、更新リングの変更、構成変更、外部媒体制御などのプロファイルとポリシー変更や、アップデートに伴う設定変更を代行するとのこと。

 さらに、「EMS」のアップデート情報をJBSのエンジニアが読み解き、確認しやすく整理したレポートを提供。影響があると判断した項目については、JBSの推奨するアクションを提案するため、利用企業はその提案内容をベースに検討できるという。

 このほか、運用中に発生するIntuneやソフトウェアを自動更新する「Autopilot」の使い方などを含め、幅広い疑問や相談について利用企業からの問い合わせに対応し、調査に掛かる時間の削減を支援するとした。

 これらの各サービスのうち、1)「EMS」のアップデート情報と、MDEで検知した脆弱性情報の配信、2)「EMS」「Intune」「Autopilot」の仕様・最新情報。疑問に対する問い合わせ対応、3)脆弱性対応や設定変更などの「EMS」運用代行を含む「ライトプラン」は、月額20万円(1000台まで)。

 ライトプランの内容に、4)月次レポートをベースにしたオンライン会議での報告会――をセットにした「スタンダードプラン」が月額40万円(同)となる。なお、いずれの場合も別途25万円の初期費用が発生する。