100年間で大阪の平均気温2度も上昇…月亭八光「阪神、オリックスが優勝したから」 在阪局お天気キャスター4人が異例トーク

AI要約

大阪・関西の発展を目指す一般社団法人「チーム関西」が主催したイベント「Warai Mirai Fes 2024」の2日目が開催された。

テレビで活躍するお天気キャスターが地球温暖化について子どもたちに解説するシンポジウムが開催され、熱気あふれるトークが展開された。

関西在住のお天気キャスターやお笑い芸人らが参加し、気候変動に関する取り組みについて共同声明を行うことが予定されている。

100年間で大阪の平均気温2度も上昇…月亭八光「阪神、オリックスが優勝したから」 在阪局お天気キャスター4人が異例トーク

 大阪・関西の発展を目指す一般社団法人「チーム関西」が主催し、吉本興業が手掛ける「Warai Mirai Fes 2024」の2日目が1日、大阪・難波周辺などで開かれた。

 なんばグランド花月地下の「YESシアター」では、シンポジウム「地球温暖化ってなぁに? テレビで活躍するお天気キャスターと学ぼう!」が開催された。

 ABCテレビ「おはよう朝日です」の正木明氏、カンテレ「newsランナー」の片平敦氏、NHK大阪「おはよう関西」の塩見泰子氏、MBSテレビ「よんチャンTV」の広瀬駿氏の在阪テレビ局でお天気キャスターを務める4人が登壇。「沸騰化」とまで呼ばれる、急速な地球温暖化の緩和、適応策を、子どもを中心とした約150人に分かりやすく解説した。

 塩見氏の授業では、この100年間の平均気温上昇は世界で0・76度に対し、日本は1・35度、大阪に至っては2・0度だという(気象庁のホームページから)。進行役の月亭八光が「阪神、オリックスも優勝したから」と大阪人の熱気ぶりをジョークにすると、塩見氏は「そうかもしれませんね」と苦笑い。

 片平氏によると天気予報の的中確率は「85%ぐらい」。正木氏は「今の予報は精度が高く、当たるんです!」と力説した。

 お天気キャスターは全国では100人ほど、関西では20人ほどいるという。正木氏と塩見氏は初対面だったが、それぞれ個人的に会う機会はあるとか。しかし、一緒になっての仕事は異例。ライバル関係かと聞かれると広瀬氏は「皆さんの予報も参考にさせていただいているので…。先輩です」と恐縮。正木氏は「気象予報士の中にはいない。興味があるのは映画・音楽。ライバルはキアヌ・リーブス」と答え、会場を沸かせた。片平氏は「ダジャレも言って(スベって)地球寒冷化に役立ったのでは」と自虐的に笑った。

 ゲストのお笑いコンビ「藤崎マーケット」のトキは「“お天気ドリーム4”に会えて興奮しました」と喜んでいた。

 今月5日には、地球温暖化に関する取り組みについて「気象キャスターによる共同声明」の会見を東京で開くという。