2日までサンパークで環境展 身近にできるエコ活動理解【山陽小野田】

AI要約

山陽小野田市環境展が開催され、地球温暖化防止に関する展示や体験が行われている。

環境数値の改善やエコ活動の普及に焦点を当てたイベントで、来場者は環境への意識を高めることができる。

展示物や体験コーナーを通じて、環境保護と地球温暖化防止の重要性を訴えている。

2日までサンパークで環境展 身近にできるエコ活動理解【山陽小野田】

 山陽小野田市環境展が1日、おのだサンパーク2階の大催事場で始まった。来場者は自転車のペダルをこいで電気を起こす体験をしたり、地球温暖化のメカニズムを学んだりして環境への意識を高めている。2日まで。市主催。

 

 6月の環境月間にちなみ、地球温暖化防止に関心を持ってもらい、身近にできるエコ活動への理解を深める機会にしてもらおうと毎年開催している。

 

 展示部門では、地球温暖化に関するパネルなどを通して、地球の危機的状況や対策のために身近にできる役割について紹介。脱炭素へ新しい豊かな暮らしを創る国民運動「デコ活」の取り組みも動画で放映している。

 

 市内の水質や大気の状況といった環境数値も掲示。1963年度は1カ月に1平方㌔当たり約20㌧あった降下ばいじん量は大気汚染防止法などの強化もあり、昨年度は1・79㌧にまで減った。昨年、湖の水を入れ替える干し上げを40年ぶりに行った江汐湖も良好な水質が保たれている。

 

 昨年度の環境・地球温暖化防止ポスター、緑のカーテン写真の応募作品を展示。「海からのSOS」と書かれたポスターでは、オットセイやイルカが「ポイ捨てはやめて!」と涙を流しながら訴えている。

 

 エアロバイク体験コーナーでは電気をつくる大変さを実感し、来場者は不要な電気を使わない生活を誓っていた。

 

 時間は午前10時~午後6時。