崎山つばさは“やさしさの怪物”日々の差し入れで2人の弟役を激励!主演舞台『怪物の息子たち』開幕

AI要約

崎山つばささん、安西慎太郎さん、田村心さんが三人芝居『怪物の息子たち』の意気込みを語る。

本作は木下半太さんの脚本、毛利亘宏さんの演出により、新たな会話劇を展開。

三人の役者が怪物とその息子たちを演じ、共演者やスタッフとの絆を強調。

崎山つばさは“やさしさの怪物”日々の差し入れで2人の弟役を激励!主演舞台『怪物の息子たち』開幕

崎山つばささんの座長ぶりを安西慎太郎さん、田村心さんが明かしました。

三人芝居『怪物の息子たち』が5月30日に東京・よみうり大手町ホールで開幕するにあたり、最終公開稽古と会見が同日、同劇場で行われ、主演の崎山さん、共演の安西さん、田村さんが本番への意気込みを語りました。

本作の脚本を手がけたのは、劇作家や小説家としてマルチに活躍する木下半太さん。そして、演出を手がけたのは、少年社中主宰の毛利亘宏さん。

『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日)の脚本を担当した二人がタッグを組み、新たな会話劇を生み出しました。

舞台上にいるのは三人の役者だけ。怪物といわれたある男と、その男の三人の息子、さらに、劇中に登場する人物を三人で演じ分け、濃密な世界を展開します。

宝田家の長男・蒼空(そら)役の崎山さんは「約1年ぶりとなる主演舞台で、そして、初めての三人芝居です。稽古から並々ならぬ思いで挑んできまして、演出の毛利さんをはじめ、緻密に細かく丁寧に作ってきました。お客様が入ることでどんどん変化していくと思いますので、その変化を楽しみながら演じていけたら」と意欲たっぷりにコメント。

次男・陸久(りく)役の安西さんは「全14公演、誰一人欠けることなくカンパニー全員で突っ走っていけたら。お客様のお時間とお金を頂戴していますので、価値のあるもの、ここに来た意味があるものを届けられたらと思っております」。

続けて「タイトルに“怪物”を入っていますが、舞台も生きもので怪物みたいなところがありますので、共演者やスタッフさんと楽しみながら一つの怪物をつくっていけたら」と挨拶。

三男・宇海(うみ)役の田村さんは「この人数でのお芝居が僕は初めてで、稽古期間は怖さが勝っていた瞬間もありましたが、今は信頼できる先輩二人と舞台に立てる楽しさとワクワクが勝っています。今日から頑張ります」と、それぞれ作品への思いを真摯に語りました。

90分間の会話劇で、並んでいるマネキンたちを動かすのも、場面転換もすべて自分たち。水を飲む行動一つにしても、すべて計算された動きの中でやっています」。

さらに「イレギュラーなことが多々起こる中、大人数の作品だと誰かがやってくれるという気持ちもありますが、今回は三人しかないので頭をフル回転させてカバーし合っていくという。そこで兄弟の絆が生まれています」と紹介しました。