元宝塚男役トップスター真琴つばさ、森田健作ラジオで「ベルサイユのばらにはまって、宝塚へ」

AI要約

真琴つばさ(59)が宝塚時代や女優としての苦労、39周年記念コンサートについて語る。

宝塚音楽学校受験や父親の反対、トップスター就任時の思い、女優としての苦労について。

39周年記念コンサートとバースデイライブの開催情報を紹介。

元宝塚男役トップスター真琴つばさ、森田健作ラジオで「ベルサイユのばらにはまって、宝塚へ」

 歌手で女優の真琴つばさ(59)が28日、都内で森田健作(74)がパソナリティーを務めるNACK5「青春もぎたて、朝一番!」(6月2日放送、日曜午前6時30分)とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(6月17日放送、月曜午後6時20分)の収録に参加した。

 宝塚時代は男役トップスター、01年の退団後は歌手、女優として活躍してきた。「小学生の頃には(アニメ)『アタックNo.1』に憧れて、将来は五輪にバレーボールでと思っていました。それが、友達に連れられて『ベルサイユのばら』で汀夏子さんのオスカル、麻実れいさんアンドレにはまって『宝塚に入るんだ』となりました」。森田は「宝塚撮影所に1年間通ったことがあったけど、全員礼儀正しいよね」と振り返った。

 宝塚音楽学校受験について、真琴は「両親には反対されました。だからレッスン代は有楽町のマクドナルドでバイトして、入学金は叔母が郵便貯金を落としてくれました。合格した時に、父には『これで気が済んだだろう』って言われて、高校からエスカレーター式の大学に行くように言われました」。

 1985年(昭60)に花組に配属された真琴だが「何もできずに後輩に抜かれていました。第一暗礁時代ですね。声が高かったのでせりふを叫んで、声をつぶしました」。93年(平5)に月組に替わり、97年にはトップスターに就任した。「相手役さんが私をすてきにみせてくれました。風花舞さんや檀れいさんですね」と娘役スターに感謝の言葉を口にした。

 宝塚を退団して、女優になってからは苦労した。「お芝居をしていても“男役が演じる女”になってしまって、二重のフィルターがかかってしまう。自分を変えなくちゃと一生懸命になりすぎて、周りが見えませんでした。もっと視野を広げないと、と20年間言い続けてきました」と話した。

 7月27、28日には入団から39周年を記念して、東京・原宿のLa Donnaでコンサート「MAKOTO TSUBASA Thank You Concert STREAM of TIME~時の流れ~ vol.3」を開催。11月24、25日には東京・丸の内コットンクラブでバースデイライブを行う。