松山千春、「医者に止められても70、80、90歳まで歌う!」 全国ツアー東京公演、オープニングは能登半島地震の犠牲者への黙礼と鎮魂歌

AI要約

松山千春が東京国際フォーラムで全国ツアー「友よ」の東京公演を開催し、5000人のファンを熱狂させた。

松山は新曲「友よ」を含むヒット曲を披露し、毒舌トークも交えながら3時間にわたってステージを盛り上げた。

能登半島地震の犠牲者に黙とうを捧げた後、鎮魂歌を歌い、生涯現役を宣言して会場を魅了した。

松山千春、「医者に止められても70、80、90歳まで歌う!」 全国ツアー東京公演、オープニングは能登半島地震の犠牲者への黙礼と鎮魂歌

 歌手の松山千春(68)が24日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで、全国ツアー「友よ」の東京公演を開き、全開の熱唱とトークで満員の5000人のファンを楽しませた。

 4月に神奈川・鎌倉からスタートし、6月末の札幌まで全国24カ所を回るツアー。中盤となった東京公演では、「季節の中で」「銀の雨」などのヒット曲をはじめ、ツアータイトルにした通算84枚目の新曲「友よ」も披露。おなじみの毒舌トークを交えながら3時間にわたってステージを盛り上げた。

 開演のあいさつで、松山は「能登半島地震で亡くなられた方々がどんなに無念だったか。この会場からご冥福をささげたい。黙礼をお願いします」と客席に呼びかけ、会場の全員が30秒間、犠牲者の冥福を祈って頭を下げた。続けて「君を忘れない」を松山が鎮魂歌として歌い上げる異例のオープニングとなった。

 その後は「医者に止められても70、80、90歳まで歌う!」などと、生涯現役をアピールしながら「愛した日々」「決意」などを歌唱。デビュー47年、円熟を迎えた、こだわりのフォークソングで会場を魅了した。