<川床明日香>大学4年、“お芝居のため”アルバイトも 「虎に翼」で注目の22歳 デビューから10年「ようやく点と点が線に」

AI要約

川床明日香さんはNHK連続テレビ小説「虎に翼」で注目を集めている若手女優で、朝ドラ出演が長年の目標だった。

彼女は最近自分の芸能キャリアの成長を感じ、朝ドラの撮影チームの温かさに感謝している。

出演を終えた川床さんは、さらなる成長を目指し、自身の演技を磨く意欲も高まっている。

<川床明日香>大学4年、“お芝居のため”アルバイトも 「虎に翼」で注目の22歳 デビューから10年「ようやく点と点が線に」

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、主人公・寅子(伊藤さん)の娘・佐田優未を演じ、注目を集めている川床明日香さん。2014年にファッション雑誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)のモデルオーディションでグランプリに輝き、芸能キャリアをスタートさせてから10年、以前からの目標だった朝ドラ出演を果たした。「最近になってようやく点と点が結ばれて線になってきたと感じることが増えた」という川床さんに話を聞いた。

 ◇目標だった朝ドラ 「またここに“帰ってきたいな”」

 川床さんは2002年7月10日生まれ、福岡県出身の22歳。ニコラモデル(ニコモ)や積水ハウスの企業CMなどを経て、2019年公開の映画「ピア~まちをつなぐもの~」(綾部真弥監督)でスクリーンデビューし、同年11月放送の連続テレビ小説「なつぞら」のスピンオフドラマにも出演。2022年には福山雅治さん主演の「ガリレオ」シリーズの映画「沈黙のパレード」(西谷弘監督)にも起用された。

 放送中の「虎に翼」には、第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(9月9~13日)から優未役で登場。クライマックスへと向かうドラマに、主人公の娘として彩りを加えている。

 「朝ドラは目標だったので、まさかのタイミングではあったのですが、出演が決まったと知ったときは本当にうれしかったです。自分の中で、最近になってようやく点と点が結ばれて線になってきたと感じることが増えて。今まではずっと足踏みしてるような感覚があったのですが、それが実はそうじゃなかったんだと思わせてくれた作品にもなったのかなと思います」

 今回は撮影終盤からの参加となったが「本当に温かいチームで、キャストさん、スタッフさん一人一人が愛を持って接してくださいました」と感謝。

 「またここに“帰ってきたいな”と思いましたし、ここからさらに頑張る理由がまた一つ増えた気がしています。明確に『次はヒロインで』ということではなく、自分のお芝居をもっと磨きたいと思える理由が、また新たに見つかったというか」