『虎に翼』ついに最終週、寅子は裁判官としての時間は残り少なくなる

AI要約

伊藤沙莉演じる主人公・寅子が新潟での後悔と向き合う姿が描かれる。

寅子と調査官の音羽が互いのやり方について話し合い、少年法改正の議論が続く。

美位子の事件を担当するよねと轟が最高裁の大法廷に立ち、桂場の退官に寅子が見守る中、物語が結末へ向かう。

『虎に翼』ついに最終週、寅子は裁判官としての時間は残り少なくなる

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。第25週では、航一(岡田将生)が桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見して寅子にまで心配をかける事態を引き起こす様子などが描かれた。最終週はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 少年法改正の問題と共に、新潟での大きな後悔と向き合うことになった寅子。調査官の音羽(円井わん)は寅子とは考えが違うが、お互いのやり方について率直に話せるようになる。

 一方、美位子(石橋菜津美)の事件を担当するよね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は、いよいよ最高裁の大法廷に立つことに。そして、退官を迎えた桂場(松山ケンイチ)のあいさつをニュースで見守る寅子。寅子に残された「裁判官としての時間」も少なくなる中、少年法改正の議論はいまだに続いていた。

 いよいよラストウイーク。さまざまなテーマを盛り込んできた作品だが、新潟での大きな後悔と向き合うことになった寅子がどう描かれ、最後にどう視聴者の心を揺さぶってくれるのか注目したい。

 物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。