吉田麻也「運がこぼれてくることがスポーツではあるんです」チームの雰囲気が悪いときにキャプテンとして意識していることは?

AI要約

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」は、チームが不調で雰囲気が悪いときの打開策について語られる。

吉田麻也は、ネガティブな状況に囚われることなく前向きな意識を持つ重要性を強調。

チームの勝敗に一喜一憂せず、自身のパフォーマンスやコンディションに集中することが大切だと述べられている。

吉田麻也「運がこぼれてくることがスポーツではあるんです」チームの雰囲気が悪いときにキャプテンとして意識していることは?

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 9月14日(土)の放送では、チームが不調で雰囲気が悪いときの打開策について語りました。

<リスナーからのメッセージ>

「これまで多くのチームでプレーされてきた麻也さんですが、チームが不調だったとき、キャプテンとしてチームの士気を上げるために、どのようなことをしましたか?」

吉田:サッカーだけに限らないと思いますが、仕事でも家庭でも雰囲気が悪いときは、(相手から)ネガティブなところを拾いたくなるものです。ですが、僕はネガティブを拾ったところで、そこから好転することはないなと思っています。

例えば、チームが下位争いをしているなかでの試合で、前半から0-2になってしまうと、“今日も負けるじゃん……”みたいな空気になることがあるんですよね。そんなときでも、実際に(0-2から逆転するのは)難しいけど、がむしゃらに前を向いて「まだいける!」「切り替えていこう!」っていう意識でいられると、その人のところにボールがこぼれてきたり、運がこぼれてくることがスポーツではあるんですよね。

結局、うまくいっていないときにダメなことばかりピックアップしてしまうと、どんどんダメな方向にしかいきません。特にサッカーは、チームスポーツでありながら個人スポーツでもあるので、自分のパフォーマンスが最も大事というか、結果を意識したり、チームのことを意識しすぎて自分のプレーが疎かになるとドツボにハマっていくんですよね。

なので、どんなにチームの調子が良くなかったとしても“自分自身の軸”だけはブラさないことが大事。なので、チームの勝ち負けに一喜一憂しないで、自分のパフォーマンスやコンディションにベクトルを向けて取り組むように意識しています。

ただ、だからといって結果が出るわけじゃないのがサッカーの難しいところです(苦笑)。なので、サポーターの皆さんには、選手たちが結果を出すための最後のひと押しとして、ぜひスタジアムで選手の背中を押してあげてほしいなと思います。

(TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう!」2024年9月14日(土)放送より)