佐藤二朗 ドラマPから「特徴つけて」で大失敗 1話放送後「当時2ちゃんねるとか散々」大不評

AI要約

俳優の佐藤二朗がドラマ「ごくせん」での失敗エピソードを振り返り、特徴ある教頭役に挑戦した結果、不評を受けたことを語る。

プロデューサーからの要望でサ行が弱い教頭を演じたが、チーフマネジャーからは即座に止めるよう勧告を受ける。

それでもブレずにドラマを続け、当時は批判が多かったが、最終的には10話、スペシャル、映画まで作品を完成させた。

佐藤二朗 ドラマPから「特徴つけて」で大失敗 1話放送後「当時2ちゃんねるとか散々」大不評

 俳優の佐藤二朗(55)が20日放送のフジテレビ系「さんまのまんま40年目もさんまの季節がやってきたSP」(後9・00)に出演。大ヒットドラマ「ごくせん」での“失敗”を振り返った。

 同作の第3シリーズから生瀬勝久演じる猿渡五郎教頭の腰ぎんちゃく役の牛島豊作として登場。シーズン2まで教頭役は斉藤暁、酒井敏也と特徴ある俳優が演じていたことでプロデューサーから「何か特徴つけてください」と注文された。

 これに「僕、高校の時にサ行が言えない先生で、サイトウ先生で“チャイトウ”ってみんなに言われてたんですけど、“どうもちゅいません”みたいな。サ行が弱い人いるじゃないですか」と、高校の時の先生を参考にした。

 サ行が弱い教頭を演じたが「まあ大不評」と振り返った。1話放送後にチーフマネジャーから電話で「二朗さん、あれこだわりある?」と確認され「いや、こだわりも何もプロデューサーに“特徴つけて”って言われたから…何か問題が?」と尋ねた。チーフマネジャーからは「すぐにやめた方がいいと思う」とバッサリ。

 だが、すでにドラマは5話まで撮っており「5話まで“どうもちゅいまてん”って言ってた人が急に6話から“どうもすいません”ってなるわけいかないじゃないですか」とブレることなくドラマ10話、スペシャル、映画をやりきった。

 当時の評判について「当時2ちゃんねるとか散々でしたよ。“あの俳優プロとしてどうなんだ”とか“親知らず抜いたのか”とか“滑舌悪すぎるだろ”とかって…すごい」と振り返った。